【高石市で逮捕】大阪の刑事事件 盗聴住居侵入事件で不法侵入否認の弁護士
大阪府高石市在住のAさん(20代男性)は、かつての交際相手の女性Vさんの家に、盗聴器を仕掛けるために、Vさんの家に不法侵入したとして、住居侵入罪の疑いで、大阪府警髙石警察署に逮捕されました。
Aさんは、髙石警察署での取調べにおいて、自分はVさん自身に招かれてVさんの家に遊びに行った際に盗聴器をしかけたと供述し、住居侵入罪の不成立を主張しています。
Aさんの家族は、刑事事件に強い弁護士にAさんとの接見(面会)を依頼し、今後の事件対応について、弁護士からAさんへのアドバイスをしてもらうことにしました。
(フィクションです)
【盗聴住居侵入事件の刑罰とは】
盗聴行為を直接に罰する法律は、日本にはありません。
しかし、盗聴行為を行った際の行為態様に応じて、住居侵入罪・ストーカー規制法違反などの各犯罪に該当する可能性があります。
住人の許可なく住居に不法侵入して、盗聴器を仕掛けた者は、刑法上の「住居侵入罪」に問われます。
住居侵入罪の刑罰の法定刑は、「3年以下の懲役又は10万円以下の罰金」とされています。
また、つきまとい等のストーカー行為をするとともに、盗聴器を仕掛け、「行動を監視していると思わせるような事項を告げ」たような場合には、「ストーカー規制法違反」の罪に問われる可能性があります
ストーカー規制法違反の刑罰の法定刑は、「6月以下の懲役又は50万円以下の罰金」とされています。
他にも、電話回線上に盗聴器を仕掛けて、これにより知った秘密を他者に漏らした場合に、
電波法違反・有線電気通信法違反・電気通信事業法違反などの罪に問われる可能性が考えられます。
住居侵入罪は、「住人の意思に反した立ち入り」がなされた場合に成立する犯罪です。
盗聴住居侵入事件で刑事弁護の依頼を受けた弁護士は、被害者住人が被疑者・被告人を招き入れて、その際に盗聴器を仕掛けた、というような事情があるならば、これを当事者の供述や客観的証拠などから立証していきます。
不法住居侵入を否認する事情を、弁護士が裁判官・検察官に対して主張することで、不起訴処分や無罪判決の獲得のために、尽力いたします。
大阪府高石市の盗聴住居侵入事件でお困りの方は、刑事事件を専門に扱っている、あいち刑事事件総合法律事務所の評判のいい弁護士にご相談ください。
(大阪府警髙石警察署の初回接見費用:3万8200円)