本日紹介するお客様の声は、夜間帯に連続して不同意わいせつ事件を起こして逮捕されてしまった男性の事件です。
男性は3件の不同意わいせつ事件で起訴されてしまったものの、早期に保釈による釈放が実現し、裁判においても、被害者の示談が成立したことから執行猶予を獲得するができました。
本日の、この事件の弁護活動を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部がご紹介します。

◆事件内容と経過◆
男性は、夜間帯に路上において、通行中の女性に対して、抱きついたり、キスをしようとする等のわいせつ行為を行い、警察に不同意わいせつ罪で逮捕されました。
捜査で明らかとなったのは、それぞれ別の女性被害者に対する3件の不同意わいせつ、不同意わいせつ未遂事件でした。
逮捕直後から男性は容疑を認めていましたが、起訴前に被害者情報が開示されず、起訴前に被害者と示談することができなかったことから、男性は3件すべての事件で起訴されてしまいました。
しかし、起訴直後に行った保釈請求がすぐに認容されたことから男性は起訴された翌日には釈放され、在宅で刑事裁判を受けることとなりました。
また刑事裁判が結審するまでに全ての被害者と示談することができ、結果的に男性は執行猶予を得ることができ、服役を免れました。
◆結果◆
保釈
執行猶予
◆解説◆
わいせつ行為自体は、抱きついたり、キスをしようとする等、悪質性の高いものではありませんでしたが、短期間に連続して犯行に及んでいるという点で、常習的犯行ととらえられ、警察や検察は、起訴を見越した捜査を展開しており、勾留期間中は、被害者情報をなかなか得ることができず、釈放もかないませんでした。
しかし起訴後には被害者や被害者代理人との示談交渉がスムーズに進み、結審するまでに全ての被害者と示談を締結することができました。
また勾留期間中に、ご家族に協力していただき、保釈請求の準備を行っていたことから、起訴後、速やかに保釈請求をすることができたので、釈放を早期に実現することができました。
起訴前の勾留期間中に被害者と宥恕条項のある示談を締結することができていれば不起訴の可能性があったのではないかと悔やまれる結果となりましたが、男性の更生に期待をしようと思います。

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