【大阪府箕面市で逮捕】大阪の刑事事件 不退去事件で違法な別件逮捕に立ち向かう弁護士
~ケース~
大阪府箕面市に住むAは、ある日酔っていたのもあって、自宅と間違えて隣家に侵入しました。
間取りが全く同じなのでAは気付かず、侵入した直後にトイレに入り、そのまま寝入ってしまいました。
隣家に住むVが自宅に帰り、寝ているAを発見。
Vが出て行くように要求しても、Aは自分の家と間違えたと主張し、一向に隣家から出て行こうとしませんでした。
そこで、Aが箕面警察署に連絡しました。
Aには住居侵入と窃盗の前科があり、今回も窃盗目的で侵入したのではないかと疑われ、Aは逮捕されてしまいました。
Aの逮捕を知ったAの母は、あいち刑事事件総合法律事務所まで連絡しました。
(このストーリーはフィクションです。)
1.成立する罪
まず、AはVの家に勝手に侵入していますので、住居侵入罪が成立します。
そして、住居侵入罪が成立する場合、別途不退去罪は成立しませんので、Aには住居侵入罪1罪が成立します。
しかし、Aは自分の家と間違えたと主張しており、住居侵入罪の成立が判断できない場合には、警察は、不退去罪でAを逮捕することもあり得ます。
そして、不退去罪が成立する場合、3年以下の懲役又は10万円以下の罰金に科せられます。
2.別件逮捕
今回のケースでは、Aには住居侵入罪と窃盗罪の前科がありますので、この不退去罪での逮捕の取調べの際に窃盗罪についての取調べが行われる可能性があります。
この様に窃盗罪の捜査を目的として、別の不退去罪で逮捕することは、違法な捜査にあたります。
ですので、この様な違法な捜査に立ち向かっていくためにも、取調べ段階から早期に弁護士を介入させる必要があります。
そして、弁護士は、捜査の違法性を警察や検察に主張し、直ちに中止させることを求める他、違法な捜査によって得られた自白調書等には証拠能力がないことを積極的に主張することが考えられます。
どの様な捜査が違法なのかは、刑事事件を専門に扱う弁護士が一番よく知っています。
また、どのように対応すればいいのかは、刑事事件の経験豊富な弁護士が一番よく理解しています。
あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件を専門に扱う経験豊富な弁護士が多数在籍しています。
不退去罪等によって、ご家族の方が逮捕されてしまった場合には、まずはあいち刑事事件総合法律事務所までご連絡ください。
(箕面警察署までの初回接見費用:38,700円)