【お客様の声】器物損壊事件で兵庫県警察に逮捕 刑事弁護士依頼で早期釈放

【お客様の声】器物損壊事件で兵庫県警察に逮捕 刑事弁護士依頼で早期釈放

■事件概要
 依頼者の息子(30歳代男性・会社員・前科なし)は、飲酒して酒に酔って、兵庫県姫路市内で兵庫県警察鉄道警察隊の看板を壊してしまったという器物損壊事件です。依頼者の息子は、器物損壊事件から6か月以上経過したある日、自宅に来た管轄警察署の警察官に逮捕されました。本件器物損壊事件は、被疑者である息子の逮捕後、早期にご両親が刑事事件を専門に扱う当事務所の弁護士に弁護活動を依頼されたため、依頼翌日の早期釈放と略式罰金による解決によって依頼者の息子は懲戒免職処分を受けることなく職場復帰を果たされた事案です。

■事件経過と弁護活動
 息子の逮捕を知ったご両親から初めて当事務所に連絡をいただいた際、被疑者である息子は逮捕されて警察署の留置場に身体拘束されていたため、ご両親には本件器物損壊事件や捜査状況についての情報がほとんどありませんでした。深夜にもかかわらず弁護士が直ちに警察署に赴き息子本人と接見(面会)することで、被疑者本人は兵庫県警察鉄道警察隊の看板を壊してしまった器物損壊行為を認めていること、器物損壊行為の原因が飲酒して酒に酔っていたこと及びストレスにあったことがわかりました。
 被疑者である息子は、大手認可法人に長年勤務して勤務先会社からの給料収入で家庭の生計を立てており、本件器物損壊事件の逮捕による身体拘束が長期化することで勤務先会社を懲戒免職処分(クビ)になる危険が生じていました。息子が大手認可法人である勤務先会社を懲戒免職処分になることを心配されたご両親から,刑事事件を専門に扱う当事務所の弁護士に刑事弁護活動の依頼がありました。
 依頼を受けた弁護士は、裁判所に対して、被疑者である息子は犯行を認めて器物損壊事件を詳細に自白することで捜査に協力していること、大手法人に勤務して定職に就いていること、住居も定まっており釈放後も家族の監視下で生活する意思があること等の事情を主張して、逮捕勾留による身体拘束の必要性がないこと及び収入断絶や家庭生活への悪影響など逮捕勾留による弊害が大きいことを訴えました。
 弁護士の迅速な弁護活動の結果、裁判所に勾留の理由も必要性もないことが認められ、逮捕翌日に勾留を阻止して被疑者の釈放を実現させることができました。
 被疑者の釈放後も、担当弁護士は、被疑者である息子に対して取り調べ対応をアドバイスするとともに、被害者である鉄道警察の責任者に連絡をとって破壊された看板の修理代金相当額の被害弁償と示談を成立させることにも成功しました。
 示談をまとめることに成功した弁護士は,検察官に対して,被害者である鉄道警察との間で被害弁償のうえ示談が成立していること,本件器物損壊事件は飲酒による酩酊及びストレスが原因で悪質性が低いことを主張して,処罰の必要性が低いことを訴えました。
 弁護士の活動により,本件器物損壊事件は,示談成立及び被疑者の反省と再発防止策が評価されて、正式裁判になることなく簡易な略式裁判による罰金処分で解決しました。逮捕直後の早い段階で弁護士を依頼して早期釈放と略式罰金による懲役刑回避を実現できたことで、依頼者の息子は懲戒免職処分を受けることなく職場復帰を果たされたました。

202042

 

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