Archive for the ‘刑事事件’ Category

【堺市北区の殺人事件で逮捕】刑事事件に強いと評判の弁護士が解説

2018-10-18

~事件の内容~

Aさんは堺市北区で病気の妻と暮らしでした。
ある日、妻から「これ以上、病気に苦しむのは嫌だ。殺して楽にしてくれ。」と頼まれたので、Aさんは、自分も後追い自殺する旨を妻に告げ、妻の首を絞めて殺してしまいました。
Aさんは、その後自殺を図りましたが死に切ることができず、殺人の疑いで大阪府北堺警察署に逮捕されました。
(フィクションです)

~同意殺人(嘱託殺人、承諾殺人)の違い~

殺人罪故意に人を殺す犯罪で、有罪が確定すれば死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処せられます(刑法第199条)。
ところが、被害者の有効な嘱託承諾を受けて殺した場合には、殺人罪ではなく、同意殺人罪(刑法第202条)が成立し、法定刑は6月以上7年以下の懲役又は禁錮と、殺人罪と比べて軽くなっております。
今回の事件でAさんは、妻の依頼によって殺人事件を起こしていることから、嘱託殺人罪が適用される可能が高いですが、取調べで供述する内容によっては殺人罪で起訴される可能性もあるので注意しなければなりません。

もしAさんに後追い自殺する意思がなく、妻を騙していた場合はどうなるのか?

事件例と類似した事件について最高裁判所の判例があります。
被害者が心中をもちかけてきたため、自身は追死する意思がないのにあるように装い、薬物を被害者に与えて死亡させた、という事件で、最高裁判所は「被害者は被告人の欺罔の結果被告人の追死を予期して死を決意したものであり、その決意は真意に沿わない重大な瑕疵ある意思であることが明らかである」として、殺人罪の成立を認めました。
この最高裁判例に従うと、もしAさんに後追い自殺する意思がないのに、妻の依頼を受けて、妻を殺害していた場合、妻の嘱託は無効とされ、Aさんには殺人罪が成立する可能性が高いでしょう。

ご家族、ご友人が堺市北区殺人事件逮捕された方、刑事事件に強いと評判の弁護士に法律相談したい方は『弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所』にご相談ください。
無料法律相談、大阪府内の警察署への初回接見を希望の方はフリーダイヤル0120-631-881(24時間受付中までご気軽にお電話ください。

【大阪市福島区の刑事事件】虐待で逮捕 傷害罪に強い弁護士

2018-10-17

~事件~

生後2ヶ月の自分の子供に傷害を負わせたとして、Aさんは大阪府福島警察署傷害罪逮捕されました。
Aさんの子供は、外部から何らかの強い力が加わったことによる急性硬膜下血腫の症状で重傷です。
Aさんは「事実は全く違う」と供述し、逮捕事実を否認しているようです。
Aさんの両親は、虐待事件の経験のある傷害罪に強い弁護士を探しています。
(実際に起こった事件を参考にしたフィクションです。)

~虐待事件~

児童虐待の防止に関する法律で、児童虐待とは、保護者(親権者等、児童を現に監護するものをいう。)がその監護する児童(十八歳に満たない者)に対して、①暴行を加える事、②わいせつな行為をする又はさせる事、③児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食又は長時間の放置など、監護を怠る事、④著しい暴言又は著しく拒絶的な対応等、児童に著しい心理的外傷を与える言動を行う事、と定義しています。

児童虐待の防止に関する法律では、児童虐待を禁止していますが、虐待行為に対する罰則規定はありません。
(ただし、接触禁止命令に背き、児童に接触しようとした場合には「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」が定められています。)
それは、この法律は、保護者の行為の規制よりも、児童虐待の予防及び早期発見、虐待児童の保護と自立支援を目的にしているからで、虐待行為自体は、刑法等の法律に則って罰せられることとなります。
Aさんのように傷害罪が適用された場合、起訴されて有罪が確定すれば「15年以下の懲役又は50万円以下の罰金」が科せられます。
また子供の傷害や、暴行行為の程度、取調べの供述内容などによっては、傷害罪よりも厳しい罰則が規定されている暴力行為等処罰に関する法律違反や、殺人未遂罪が適用されることもあるので注意しなければなりません。

児童虐待で警察の取調べを受けている親御さん、またそのご家族様、傷害罪でお悩みの方は、刑事事件を専門に扱っている弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談ください。
早期に、刑事事件に強い弁護士を選任する事で、一日でも早い社会復帰が可能となります。
大阪市福島区で刑事事件に強い弁護士のご用命は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご連絡ください。
(大阪府福島警察署までの初回接見費用:34,400円)

阿倍野区のリベンジポルノ禁止法違反で逮捕 執行猶予を目指すなら弁護士に相談

2018-10-16

~事件~

阿倍野区内に住むAさんは、元交際相手の性的な写真20枚を同区内のショッピングセンターの駐車場でばら撒きました。
それからしばらくしてAさんは、大阪府阿倍野警察署リベンジポルノ法違反の容疑で逮捕されてしまいました。
Aさんは「元交際相手に対して復讐するためにやった」と供述しています。
Aさんの両親は、刑事事件に強い法律事務所の弁護士に相談しました。
(フィクションです)

【リベンジポルノ禁止法で逮捕】

上記のように、性的目的なく、復讐(リベンジ)目的で交際相手の性的(わいせつ)写真をばら撒く行為をした場合、私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律(以下、リベンジポルノ禁止法といいます)違反となってしまいます。
リベンジポルノ禁止法は、平成26年11月27日公布された法律で、私事性的画像記録の提供等を処罰するとともに、個人の名誉及び私生活の平穏の侵害による被害の発生又はその拡大を防止することを目的としています。

リベンジポルノ禁止法違反では、「第三者が撮影対象者を特定できる方法で、私事性的画像記録(物)を不特定若しくは多数の者に提供し、又は公然と陳列した」場合には、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金が規定されています。

復讐が目的の事件の場合、リベンジポルノ禁止法違反以外にも他の犯罪も犯していることがあります。
そうなると、逮捕される可能性が格段に上がりますし、なかなか身柄解放がされないことになります。

【リベンジポルノ禁止法違反で執行猶予】

上記のようなリベンジポルノ禁止法違反で捜査を受けるような場合には、まず相手方に謝罪と賠償(示談)をすることが重要です。
被害者が許してくれれば(告訴をしなければ)、起訴されずに不起訴処分となる可能性が大です。
もっとも、起訴されてしまったような場合、複数の犯罪が絡んでいるのであれば、執行猶予がつかず実刑となってしまう可能性も少なくありません。
そのため、しっかりと公判で「被害者に二度と接触しない」ことなどを主張し、その監督方法を裁判官に主張することで、減刑・執行猶予を目指すことができます。

ご家族、ご友人が阿倍野区リベンジポルノ禁止法違反逮捕されてお困りの方は、刑事事件専門の弁護士のみ所属する弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。

【守口市の公然わいせつ事件】自首するメリット 刑事事件に強い弁護士

2018-10-15

~守口市在住の会社員Aさん男性からの法律相談~

先日、お酒を飲んで帰宅途中、若い女性に性器を露出して見せつけました。
お酒に酔っていてどうしてその様なことをしてしまったのか分かりません。
後日、犯行現場を見に行くと、その周辺にはいくつも防犯カメラが設置されていました。
女性が、警察に被害届を出していないか不安です。
警察に逮捕されることを考えると自首した方がいいのでしょうか??
※この法律相談はフィクションです。

刑事事件を専門にしている「弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所」では、上記のような自首を考える方からの相談がよくあります。
今日は、自首のメリットとデメリットを解説します。

~自首のメリット~

①逮捕されるリスクが軽減される
事件の内容にもよりますが、公然わいせつ事件程度であれば、自首することによって警察に逮捕されるリスクが軽減されます。
警察等の捜査当局は、逃亡のおそれや、証拠隠滅を懸念して逮捕状を請求し、犯人を強制的に取調べるのですが、自首することによって、自ら捜査機関の支配下に入る意思を示せば逮捕する必要がなくなります。
ただ事件の大きさや、被害者との関係などによって自首しても逮捕されることがあるので、事前に刑事事件に強い弁護士に相談してください。
②刑事処分が軽減される可能性がある
自首は、任意的な減刑事由となります。
これは刑法第42条にも明記されており、自首したことによって刑が軽減されることはよくあります。
③不安から解消される
自首を考えている方のほとんどは、「いつ警察に逮捕されるのか・・・」等の不安を抱えながら生活しています。
自首することによって、その様な不安とストレスから解消されることは間違いないでしょう。
また自首することによって、警察の捜査が早まる可能性もあります。
警察の捜査が早まれば、最終的な処分が決定するまでも早くなるので、一日でも早く日常を取り戻すことができるでしょう。

~自首のデメリット~

警察の捜査が明らかで、本人に自首する意思があるのであれば、自首には上記のようなメリットが大きいですが、被害者から被害届が出されていないなど、警察が事件を認知していない場合は、自首したことによって警察が事件を認知することとなるので、事件化された場合は刑事罰を受ける可能性が出てきます。

このように、自首はメリットが大きいことですが、状況によってはデメリットも生じてしまいます。
守口市の刑事事件でお困りの方、公然わいせつ事件自首を考えている方は、自首する前に刑事事件に強い「弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所」にご相談ください。
初回法律相談:無料

【西成区の刑事事件】土下座を強要 強要罪に強い弁護士

2018-10-14

~事件~

土建業を営むAさんは、一週間ほど前に、友人と西成区の居酒屋でお酒を飲んでいたところ、店員の接客態度が悪いことに腹を立て、店長を呼び出しました。
そして店長に対して「店ぶち壊してやろうか!土下座して謝れ!」等と恫喝して、店長に土下座を強要したのです。
友人が、大阪府西成警察署強要罪で逮捕されたことを知ったAさんは、自分も逮捕されるのではないかと不安で、刑事事件に強い弁護士に相談しました。
(フィクションです。)

【強要罪】

生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせると「強要罪」となります。
強要罪は、刑法第223条に定められている法律で、強要罪で起訴されて有罪が確定すれば「3年以下の懲役」が科せられます。

【強要罪で逮捕されるか】

まず、今回の事件でAさんが逮捕される可能性について考えてみます。
すでに、一緒に事件を起こした友人が警察に逮捕されていることから、Aさんも逮捕される可能性は十分に考えられるでしょう。
今回の事件のように二人以上で起こした事件を、共犯事件といいます。
共犯事件は、一人で起こした事件よりも逮捕されるリスクが高くなります。
それは、共犯同士を接触しないようにしなければ、二人が口裏合わせをする等にして証拠隠滅を図る可能性があるからです。
また逮捕された後も、捜査が終結するまでは勾留によって身体拘束される可能性が高く、拘束されている二人が、手紙のやり取りや、共通する友人等の面会を通じて通謀する可能性があることから、勾留中は接見禁止が付されるでしょう。

西成区の刑事事件でお悩みの方、ご家族、ご友人が土下座を強要する等して、強要罪で警察に逮捕された方は、刑事事件に強いと評判の「弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所」にご相談ください。
初回法律相談:無料
大阪府西成警察署までの初回接見費用:35,400円

【池田市の強制わいせつ事件】厳重処分で送致 刑事専門弁護士が解説

2018-10-12

~事件~

池田市に住むAさんは、自宅で飲酒中に、仕事で知り合った女子高生を自宅に呼び出しました。
そして酔払っていたAさんは、自宅に来た女子高生に無理やり抱きつ、キスをしてしまいました。
女子高生の家族が大阪府池田警察署に被害を訴えたことから、Aさんは警察署に呼び出されて、強制わいせつ罪で取調べを受けました。
そして「厳重処分」の意見が付されて事件が検察庁に送致されたのです。(実話をもとにしたフィクションです。)

【強制わいせつ罪】

強制わいせつ罪は刑法第176条前段において「13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。」と規定されています。
強制わいせつ罪における「暴行又は脅迫」の程度は、被害者の意思に反する程度とされています。
「わいせつな行為」とは、通常人が性的羞恥心を害する行為を言い、無理やり抱きついたり、キスをする行為も「わいせつな行為」となるでしょう。

【処分意見】

警察が捜査した事件は、一部の軽微な事件を除き、検察官(庁)へ送致(送検)されます。その際、警察が処分に関する意見を付します。
処分意見には、次の四段階があり、それぞれの意味は以下のとおりとなります。

「厳重処分」~起訴相当(裁判をして処罰を与えるべき)
「相当処分」~検察官に判断を委ねる(起訴・不起訴の判断を含めその判断を検察に委ねる)
「寛大処分」~不起訴相当(悪質でなく被害回復される等、処罰の必要性が低い等)
「然るべく処分」~不起訴相当(嫌疑が不十分な場合や犯人が死亡している場合等)

この意見に法的拘束力はなく、検察官は独自の判断で起訴・不起訴を決めますが、この処分意見は検察官が起訴・不起訴の心証を形成する一助となり得ることは間違いありません。
少しでも軽い刑事処分を望むのであれば、送致前に示談を成立させるなどして、少しでも軽い処分意見で送致されることが、望ましいと言えます。

池田市強制わいせつ事件でお困りの方、大阪府池田警察署で取調べを受けている方は、ぜひ『弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所』にご相談下さい。
大阪府池田警察署までの初回接見費用:37,300円
初回法律相談:無料

【奈良県の刑事事件】不正アクセス禁止法に強い弁護士に相談

2018-10-09

~事件~

奈良県庁に勤務する男性が、部下だった女性職員のパスワード等を使用して、奈良県庁のシステムに不正アクセスしたとして奈良県警に逮捕されました。
逮捕された男性は、アクセスに必要なパスワードを取得するための機器を女性職員の事務机から盗んだとして、窃盗罪と不正アクセス禁止法違反で逮捕されてます。
(平成30年10月8日に報道されたニュースを参考にしています。)

~不正アクセス禁止法~

不正アクセス禁止法とは、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」の略称です。
不正アクセス禁止法は、高度情報通信社会の健全な発展に寄与することを目的に、不正アクセス行為を禁止するとともに、これらの不正アクセス行為に対する罰則を定めています。

~不正アクセス行為~

不正アクセス行為とは、以下の3つの場合をいいます。
①アクセス制御機能を有する特定電子計算機に電気通信回線を通じて、当該アクセス制御機能に係る他人の識別符号を入力して当該特定電子計算機を作動させ、当該アクセス制御機能により制限されている特定利用をしうる状態にさせる行為
②アクセス制御機能を有する特定電子計算機に電気通信回線を通じて当該アクセス制御機能による特定利用の制限を免れることができる情婦又は指令を入力して当該特定電子計算機を作動させ、その制限されている特定利用をしうる状態にさせる行為
③電気通信回線を介して接続された他の特定電子計算機を有するアクセス制御機能によりその特定利用を制限されている特定電子計算機に電気通信回線を通じてその制限を免れることができる情報又は指令を入力して当該特定電子計算機を作動させ、その制限されている特定利用しうる状態にさせる行為

~不正アクセス行為の刑事罰~

3年以下の懲役又は100万円以下の罰金

近年は、コンピューターが発達し、あらゆる情報がコンピューターで管理されるようになりました。
それに伴って、様々な機関で情報管理の危機管理意識が非常に高まっているため、警察等の捜査当局は、積極的に不正アクセス禁止法を適用し、不正アクセス行為の取締りを強化しています。
奈良県の刑事事件でお困りの方、奈良県で不正アクセス禁止法に強い弁護士をお探しの方は「弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所」にご相談ください。

【貝塚市の刑事事件】親子げんかで逮捕!!釈放に動く弁護士 

2018-10-08

~暴行事件~

会社員Aさんは、貝塚市の実家に65歳の両親と同居しています。
Aさんは些細なことから父親と口論となり殴り合いの喧嘩をしてしまいました。
そして近所の人からの通報で駆け付けた大阪府貝塚警察署の警察官に、父親と共に暴行罪で逮捕されてしまったのです。(実話を基にしたフィクションです。)

ただの親子げんかに警察が介入し、しかも逮捕されることなんてあるのでしょうか。
かつては家庭内のトラブルに警察が介入することはほとんどありませんでしたが、最近の警察は、家庭内のトライブルに対しても積極的に介入する傾向にあり、実際に単なる親子げんかが警察沙汰になる事も少なくありません。

今回の事件を考えると、Aさんと父親がお互いに傷害を負っていない場合、Aさんは父親に対する暴行事件被疑者で、父親のAさんに対する暴行事件被害者となります。
この様な形態の事件を相被疑事件といいます。
昔から「喧嘩両成敗」という言葉があるように、喧嘩をすればお互いが罰せられるのですが、暴行の程度が同程度であればお互いに刑事罰が科せられる可能性は低く、不起訴処分となるケースがほとんどです。

家庭内における相被疑の暴行事件で警察に逮捕されてしまった場合の主な弁護活動の一つに身柄解放活動があります。
逮捕されてしまった人を釈放する活動です。
弁護士は、逮捕されてしまった方や、残された家族と相談して、再発防止策を考え、その内容をまとめた書類を、検察官や、裁判所に提出し、早期釈放を求めることができます。
Aさんの事件のように、同居する家族間の事件の場合ですと、事件が終結するまでは別居する等してお互いが接触しないような措置を講じることが必要になるでしょう。

貝塚市の刑事事件でお困りの方、親子げんかをはじめとした家庭内で起こった事件でお困りの方、警察に逮捕されている方の釈放を求めている方は、刑事事件に強いと評判の『弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所』にご相談ください。
貝塚市の刑事事件に関するご相談は、フリーダイヤル0120-631-881で24時間受け付けております。

【交野市のストーカー事件②】ストーカー行為で警告 刑事事件に強い弁護士

2018-10-07

昨日は、ストーカー規制法で禁止されている「ストーカー行為」と「つきまとい等」について解説しました。
昨年、ストーカー規制法の一部が改正され、つきまとい等の規制行為が拡大され、禁止命令等の制度の一部が見直されると共に、罰則規定が引き上げられて厳罰化される等しました。
本日は、ストーカー規制法警告措置等の禁止命令手続きと、ストーカー規制法の罰則について解説します。

~禁止命令等の制度~

ストーカー行為等の被害者が警察に届け出た場合にとられる措置としては、警告や禁止命令といった行政の手続きが取られる場合と、すぐにストーカー規制法違反として刑事事件化される場合があります。
行政の手続きが取られる場合、昨年に法改正されるまでは、最初に警察本部長等による「警告」が行われ、その後、警察本部長等から委任を受けた公安委員会が行為者に対して聴聞を行った後に「禁止命令」が発せられていましたが、法改正によって、警察本部長等による警告を経なくても禁止命令が発せられるようになりました。
また緊急の場合は、公安委員会の聴聞が行われることなく、行為者に対して禁止命令が発せられることもあります。

Aさんのように、警察署に呼び出されて「警告」を受けたのであれば、手続きの初期段階と考えられますが、この警告の後に禁止命令が発せられる可能性は十分にありますし、警告が発せられたからといって刑事事件化を免れているわけではありません。
ストーカー行為が悪質な場合は、被害者を保護するための応急措置として、まず警告や禁止命令といった行政措置がとられ、それと同時に刑事手続きが進んで刑事罰を受ける可能性もあるのです。

~ストーカー規制法違反の刑事罰~

ストーカー行為には「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」の法定刑が定められています。
また、すでにストーカー行為で禁止命令を受けているにもかかわらず、ストーカー行為を行った場合は、禁止命令等違反罪となり、その法定刑は「2年以下の懲役又は200万円以下の罰金」です。
法改正によってストーカー行為罪については非親告罪化されているので、被害者が告訴しなくても、ストーカー行為で刑事罰を受ける可能性があるので注意しなければなりません。

交野市のストーカー事件でお悩みの方、ストーカー行為で警察から警告を受けた方は、大阪の刑事事件に強いと評判の「弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所」にご相談ください。
初回法律相談:無料

【交野市のストーカー事件①】ストーカー行為で警告 刑事事件に強い弁護士

2018-10-06

~事件~

交野市に住む会社員Aさんは、3年間付き合った彼女と、一週間ほど前に別れたばかりです。
Aさんは彼女への思いが断ち切れず、彼女の携帯電話に復縁を迫るメールを何度か送信しています。
彼女が、警察に相談したことから、Aさんは大阪府交野警察署に呼び出されて、ストーカー行為警告を受けました。
(フィクションです。)
警察は、男女の交際を巡るトラブル等から発展する可能性の高いストーカー事件を、ストーカー規制法によって取り締まっています。
今日から二日間にわたって、大阪の刑事事件に強い弁護士が、ストーカー規制法を解説します。

まずストーカー規制法では「ストーカー行為」と「つきまとい等」を禁止しています。
(1)ストーカー行為とは
同一の者に対して、つきまとい等反復して行うこと。
(2)つきまとい等とは
特定の者に対する恋愛感情や好意の感情、またはそれらの感情が満たされなかったことに対する怨根の感情を充足する目的で、この特定の者や、その配偶者や直系若しくは同居する親族、その他、社会生活において特定の者と親密な関係を有する者に対して以下の8類型の行為をすること。
~8類型~
①つきまとい・待ち伏せ行為(特定の者の勤務先等、関係先での見張りや押し掛け、みだりにうろつく行為を含む)
②監視していると告げる行為(直接告げなくても、特定の者が監視されていることを知り得る状態になる行為を含む)
③面会・交際の要求(面会・交際だけでなく特定の者に義務のないことを要求する行為を含む)
④粗野又は乱暴な言動
⑤無言電話、電子メール等の送付(FAX送信、SNSを利用したメッセージの送信や、ブログ等への書き込みを含む)
⑥汚物などの送付(汚物などとは、著しく不快若しくは嫌悪の情を催させるような物を意味する)
⑦名誉を害する行為
⑧性的羞恥心を害する行為

Aさんが交際していた彼女に復縁を迫る内容のメールを送信した行為は、上記8類型の③「面会・交際の要求」に該当する可能性が高く、この行為を繰り返せば「ストーカー行為」に該当するでしょう。

Aさんのような男女の交際トラブルや、恋愛感情のもつれから発展する刑事事件は少なくありません。
一昔前であれば「民事不介入」という理由で刑事事件化されなかった事件も、最近は、ストーカー規制法などあらゆる法令を適用して刑事事件化される傾向にあります。
交野市ストーカー事件でお悩みの方、ストーカー行為で警察から警告を受けた方は、大阪の刑事事件に強いと評判の「弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所」にご相談ください。
初回法律相談:無料
明日はストーカー規制法の警告措置等の禁止命令手続きと、ストーカー規制法の罰則について解説します。

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