【八尾市の傷害事件】被害者の代理人となる弁護士 示談交渉して被害者の権利を守る弁護士
■事件概要■
依頼者様(40代、会社員)は、知人男性とトラブルになって自宅で揉み合いになった際、転倒して足を骨折する重傷を負いました。
依頼者様は、この怪我の治療のために入院、手術が必要となり、長期間の休職を余儀なくされましたが、依頼者様より依頼を受けた弁護士が、依頼者様の代理人として知人男性と示談を締結したことによって、十分な被害弁償を受けることができました。
■事件経過と弁護活動■
当初依頼者様は、加害者が知人男性であることから、できることならば刑事事件化を避けたい意向でした。
しかし、怪我の症状が非常に重く完治するまで相当の時間を要するため、休職期間も長期に及び、経済的な損失が大きい状況でした。
にも関わらず、知人男性から何の保障もないことに、依頼者様は大きな不安を感じておられました。
刑事事件において、当事者同士が示談交渉を行った場合、お互いが感情的になってしまい交渉が進まなかったり、示談書や合意書の不備が原因で後のトラブルに発展したりすることがあります。
しかし、刑事事件を専門に扱っている弁護士が代理人となって示談交渉を進めれば、後のトラブルを避けることができるだけでなく、スピーディーかつ円満に事件を解決することができます。
今回の事件でも、依頼者様の代理人となった弁護士は、受任後即座に知人男性と連絡を取り示談交渉を開始しました。
依頼者様に用意していただいた資料を基に、類似裁判例等も確認した上で請求額を算出し、その額を知人男性に提示しました。
交渉当初は、知人男性の方も支払いを渋る様子で、代理人である弁護士も苦労しましたが、粘り強く交渉を続けたところ、ご依頼からわずか1ヶ月で知人男性と示談を締結することができた上、その後の賠償金支払いもすぐに完了させました。
刑事事件においては、加害者に刑事罰を科させる為に警察や検察が捜査を尽くしてくれますが、そこに被害者に対する保障という視点はほとんどなく、犯罪被害者が受ける精神的なストレス、経済的な損失は相当なもので、二次的な被害にあわれる被害者も少なくありません。
今回の事件の依頼者様は、刑事事件を専門に扱っている弊所に依頼したことから、事件をスピーディーに満足いく形で解決することができ、現在は傷も癒えて平穏な日常を取り戻しておられます。