【宝塚市の刑事事件で逮捕】 振り込め詐欺事件で無罪を主張する弁護士

【宝塚市の刑事事件で逮捕】 振り込め詐欺事件で無罪を主張する弁護士

宝塚市に住む大学生A(22歳)は、アルバイト先で知り合った男に頼まれて自身の銀行口座を貸しました。
後日、この銀行口座が凍結されて使用できなくなった事を知ったAが宝塚警察署に相談に行くと、Aは振り込め詐欺の容疑で取調べを受ける事となりました。
Aは、今後逮捕されるかもしれないと考え、その場合無罪を主張してくれる弁護士を探しています。
(このお話はフィクションです。)

振り込め詐欺とは~
振り込め詐欺とは、電話等の通信手段を使用して被害者に接触し、架空の請求をして被害者からお金を騙し取る特殊詐欺の事で、かつては「オレオレ詐欺」と言われていましたが、手口が多様化してきた事を理由に、平成26年より、同種の詐欺事件が総称して「振り込め詐欺」と呼ばれるようになりました。
全国の警察は振り込め詐欺事件の未然防止と犯人の検挙に非常に大きな力を入れていますが、次から次に新しい犯行手口が出てくるので、いまだ被害にあわれる方は多く、その被害総額も数百億円に上るといわれています。
振り込め詐欺犯は、組織化されており、そのグループ内で役割分担されているのがほとんどで、一つのグループ内でも・首謀者・指示役・架け子(電話をかけて騙す役)・受け子(被害者のもとにお金を受け取りに行く役)・出し子(口座に振り込まれた現金を引き出す役)・見張り役・運び役等複数の役割に分担されています。そしてグループ内で直接連絡を取り合えるのは一部の人間に限られているケースがほとんどで、「受け子」や「出し子」など警察に捕まるリスクの高い役目の人間には、事件の全貌は伝えられず、中には自分が振り込め詐欺事件に荷担している事に気付かない方もいます。

振り込め詐欺事件の捜査~
警察は、振り込め詐欺事件の犯人を逮捕するためにあらゆる手法を用いて捜査していますが、最近、その捜査手法の一つである「騙された振り作戦」が裁判で問題となって、新聞等で報道されました。
「騙された振り作戦」とは、振り込め詐欺の被害にあおうとしている事に気付いた被害者が警察に通報し、警察がお金を受け取りに来た犯人を逮捕する捜査手法です。
ただ、この手法について裁判所は「詐欺事件の首謀者との共謀が認められなければ、受け子がお金を受け取る時にはすでに詐欺罪の成立する危険性が消滅しているので、受け子が犯罪行為に加担したとはいえない」として無罪判決を出しています。

Aの場合、警察の取調べを受ける前に、刑事事件に強い弁護士のアドバイスを受けていたので振り込め詐欺の共犯としては立件されることなく、無罪となりました。
ただ、一時的であるものの、自身の銀行口座を他人に貸与した事が「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に抵触する可能性があります。

宝塚市振り込め詐欺事件に強い弁護士をお探しの方、無罪を主張したい方はあいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
当事務所は刑事事件専門の法律事務所です。
宝塚警察署 初回接見費用:3万9000円)

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