【大阪府摂津市で事件】大阪の刑事事件 不同意堕胎事件で公判に備えて早期に相談する弁護士
~ケース~
大阪府摂津市に住むAは、Vと交際してました。
しかし、実はAには妻子がおり、AはVと結婚する気は全くありませんでした。
ある日、Vのお腹が大きくなって妊娠したことが発覚しました。
そこで、結婚を迫るVに対し「堕胎すれば必ず入籍する」と偽り、Vが同意したことから、Vに堕胎手術をさせました。
堕胎後、Vから強く結婚を迫られたAは、妻子がいると真実を話したところ、Vが摂津警察署に告訴しに行くと泣き叫び、その後連絡が取れないようになりました。
不安になったAは、あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士に連絡しました。
(このストーリーはフィクションです。)
1.不同意堕胎罪
刑法215条1項は不同意堕胎罪を規定しており、これが成立する場合、6月以上7年以下の懲役が科せられます。
本件において、Vは堕胎に対し同意しています。
しかし、「堕胎すれば必ず入籍する」というAの言葉が嘘だったことから、Vの同意は有効とはいえず、同意があったものとはいえません。
したがって、Vの同意なく堕胎させたAには、不同意堕胎罪が成立します。
2.弁護活動
まず、Vは被害者ですが、Vも堕胎罪により処罰される可能性があります。
しかし、だからと言って警察に被害届を出さないだろうと安易に考えてはいけません。
本件において、Vは自暴自棄になっている可能性があり、警察へ出頭し、Aが不同意堕胎罪で逮捕されてしまう可能性は十分に考えられます。
Aには妻子がいることから、Vとの不倫関係が発覚してしまう可能性もあります。
この場合、Aの受ける精神的なダメージは大変大きくなってしまうと考えられます。
ですので、早期に弁護士に相談していただくことが重要です。
また、不同意堕胎罪は懲役刑しかない非常に処分の重い犯罪ですので、早い段階で弁護士に依頼しておくことで、不起訴を狙ったり、公判に備えることが出来ます。
不同意堕胎罪をはじめとした犯罪によって、私生活への影響に不安を覚えている方は、まずは一度あいち刑事事件総合法律事務所までご連絡ください。
刑事事件を専門とする弁護士が、お客様のご質問にお答えします。
(初回の法律相談料:無料 摂津警察署までの初回接見費用:3万6900円)