【大阪市北区で逮捕】大阪の刑事事件 弁護士の迅速な示談交渉で不起訴に
~ケース~
Aは被害者女性Vと知り合いで、日頃から遊びに出る間柄でした。
ある夜、AはVと大阪市北区の繁華街に出かけ、数件飲み屋を梯子し、被害者は泥酔状態になっていました。
AとVは、Aの「休憩する」との誘いに乗り、大阪市北区にあるホテルに入り、泥酔状態の被害者がベッドに横たわった後、性行為を行いました。
Vは、その場では泥酔状態であったため抵抗するなどはしませんでしたが、翌朝、性行為を行った事実を知り、Aに強姦されたと思い、その日のうちに近くの交番に被害届を出しました。
そのため、Aは、曽根崎警察署まで任意同行を求められ、「同意のもと行った」と否認し続けましたが、結局Aは逮捕されてしまいました。
子供の逮捕を知ったAの父親は、刑事事件専門の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所に連絡し、弁護士による無料相談を受けました。
(このストーリーはフィクションです。)
【準強姦罪】
刑法178条2項は、「暴行・脅迫によらない場合も、女性の心神喪失・抗拒不能に乗じ、又は女性を心神喪失・抗拒不能にさせて姦淫したものは、前条(注:177条の強姦罪)の例による」と規定しており、刑法176条によれば6ヵ月以上10年以下の懲役に処せられます。」
「心神喪失」とは、精神の障害等により正常な判断能力を失っている状態のことです。
具体的には、被害者が、熟睡・泥酔・高度の精神病などの状態にある場合が挙げられます。
「抗拒不能」とは、心神喪失以外の原因によって心理的又は物理的に抵抗できない状態のことをいいます。
今回のケースでは、Vは性行為に対して抵抗はしていませんが、泥酔状態であったので、前者の「心神喪失」の場合に該当すると考えられます。
Aは、「同意の上での行為」であったと犯行を否認しており、両者間での「同意」に対する認識の相違が問題となっています。
そのため、弁護士は、その「同意」が実際にあったのかを調査することはもちろんの事、被害者の方への示談交渉や謝罪も行っていくことになるでしょう。
このような示談交渉を早期に行うことで、不起訴処分を得られる可能性は非常に高くなります。
刑事事件を専門に扱う弁護士は、その経験値から、このような案件にも適宜対応し、依頼者をサポートします。
準強姦罪でご家族様が逮捕されてしまった方は、是非一度あいち刑事事件総合法律事務所までご連絡ください。
(曾根崎警察署までの初回接見費用:33,900円)