大阪の刑事事件 盗撮事件の示談に強い弁護士
大阪府和泉市在住のAは、和泉府中駅の階段で、バッグに入れたカメラを使用し、階段を上る女性Bのスカートの中を盗撮しました。
Aの後ろにいた者が、不審に思い注意したので、Aは慌ててその場から逃げ去りました。
その後、Bが大阪府和泉警察署に被害届を提出したことから、大阪府和泉警察署の警察官がAに対し、事情を聞きたい旨の手紙を郵送し、これを見たAは逮捕されるのではないかと思い、弁護士事務所に法律相談に行きました。
(フィクションです)
[罰則]
大阪府公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例第16条
6月以下の懲役又は50万円以下の罰金
大阪府和泉警察署の警察官は、おそらく未だAを逮捕しようとは思っておらず、事情を聞いた上で判断しようとしているといえます。
やはり、Aとしては、このまま逮捕などされずに通常の生活を送りたいと考えていますので、警察官からの逮捕を免れる方法を考えなければなりません。
今回の事件は、被害者であるBが、大阪府和泉警察署に被害届を提出したことによって警察官が事件を把握し捜査をしようとしているのですから、Bと示談を成立させて被害届を取り下げてもらうことで警察官に逮捕されることを回避できる可能性があります。
被害者としても、事件を早期に解決したいと思われている方も少なくありませんし、また仮にAに今回の事件で罰金刑が科されたとしても、それは国に対して支払われる金銭であって、被害者が受け取ることができる金銭ではありません。
そこで、被害者と示談の交渉をすることで、互いに事件を早期に解決することという点で折り合いがつけば、加害者としても逮捕されずに済む可能性も高くなりますし、被害者としても謝罪をした上で、被害の弁償も受けられるので損はないといえます。
また、示談の際に、被害者から加害者への宥恕の文言を示談書に入れてもらうことで、警察官がAを逮捕し事件として扱う必要性を少なくすることも可能となります。
しかし、被害者が加害者と直接、示談交渉をすることは稀であり、他方、弁護士は公平・中立の立場であるので、被害者が弁護士との示談交渉に応じてくれる可能性は比較的高いといえます。
ですので、大阪の痴漢事件で示談をしたいと思われている方は、示談交渉に実績のあるあいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談ください。