【大阪府河内長野市で逮捕】大阪の刑事事件 業務上失火事件で依頼者に代わって示談交渉をする弁護士
~ケース~
Aは、大阪府河内長野市で飲食店のオーナーシェフをしていました。
ある日、Aは仕込み用の鍋に火をつけたまま帰ってしまい、鍋の火が店舗内に延焼し、店舗を半焼させる火事になりました。
消防署と河内長野警察署の警察官が駆け付け、Aは業務上失火罪で逮捕されました。
Aの逮捕を知ったAの息子が、あいち刑事事件総合法律事務所に連絡しました。
(このストーリーはフィクションです。)
1.業務上失火罪
刑法117条の2によれば、業務上失火罪が成立する場合、Aは3年以下の懲役又は150万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
本件において、Aはシェフとして働いており、仕込みの際に鍋にかけた火を消し忘れたという過失によって、火事を起こしてしまいました。
そのため、今回の事件で、Aには業務上失火罪が成立すると考えられます。
2.事件の重大性
業務上失火罪は、結果がとても重大なものになる可能性があります。
火事が起こった際には、他人が煙を吸うなどして病院に運ばれるケースが多く見受けられます。
今回の事件でも、他人に傷害を負わせてしまっていた場合、業務上過失致傷罪に問われる可能性があり、また、他人を死亡させてしまった場合には、業務上過失致死罪に問われる可能性があります。
この場合、Aには5年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
この様に、火災を起こしてしまった場合、延焼等による財産的被害が大きくなるのはもちろん、人の身体に対する被害も大きくなりかねません。
この様な場合、A自身で被害者の方に対する謝罪や弁償(示談)をするのはとても困難を極めます。
しかし、刑事事件を専門に扱う弊所の弁護士は、持ち前の行動力と豊富な経験で、ご依頼者様のサポートを行います。
今回の事件でも、Aの代わりに示談交渉など必要な弁護活動を行います。
業務上失火罪などでご家族の方が逮捕されてしまった場合、いきなりのことでパニックになり、どうしていいのか分からなくなるかと思います。
そのような場合、まずはあいち刑事事件総合法律事務所までご連絡ください。
(河内長野警察署までの初回接見費用:40,800円)
※初回接見費用は在監場所によって異なります。