【お客様の声】大阪で国家公務員の公然わいせつ事件、不起訴獲得及び懲戒処分回避の弁護士
◆事件概要◆
依頼者(40代男性、国家公務員、前科なし)が、同僚と飲酒して酒に酔って、大阪府内の路上において、通行中の女性に対して陰部を晒した公然わいせつ事件です。依頼者は、犯行後、犯行現場付近の路上にいたところを、被害者女性の通報を受けて駆けつけた警察官に発見され管轄警察署に任意同行を求められました。
◆事件経過と弁護活動◆
警察署に連れて行かれた依頼者は,酒に酔っていて取り調べが困難だったために、当日は帰宅を許されました。逮捕はされなかったものの,警察官からは、在宅事件として捜査が続けられて後日再度呼出しがある旨を告げられました。国家公務員であった依頼者は、本件公然わいせつ事件が勤務先の官公庁に伝わること又は起訴されて前科が付くことで、勤務先を懲戒免職(クビ)になることを心配されて,当事務所に法律相談を受けにいらっしゃいました。
法律相談を担当した弁護士は、被疑者である依頼者に対して,刑事手続きの流れや取り調べ対応をアドバイスして不安な気持ちを少しでも取り除くよう努めるとともに,依頼者が酒に酔ったうえでの犯行であることを深く反省していたことから,目撃者である女性に対して,謝罪と被害弁償による示談交渉を提案させていただきました。
被疑者から弁護活動の依頼を受けた弁護士は、ただちに示談交渉に動きました。被害者女性に謝罪と反省の意思をお伝えするとともに,再発防止策を約束すること及び適切な示談金を提示することで,被害者女性との間で示談を成立させました。目撃者(被害者)の方からは、被害届の取下げとお許しの言葉をいただくことができました。
示談をまとめることに成功した弁護士は,検察官に対して,被害者との間で示談が成立して宥恕されていること,本件公然わいせつ事件は性癖ではなく飲酒による酩酊及びストレスが原因で悪質性が低いことを主張して,前科のつかない不起訴処分が相当であると訴えました。弁護士の活動により,本件公然わいせつ事件は,示談成立及び依頼者の反省と再発防止策が評価されて、不起訴処分で解決することができました。
国家公務員である依頼者には前科がつくことなく、事件が職場に伝わることもなかったため、依頼者は懲戒処分を受けることなく国家公務員としての職務を続けられました。

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