【お客様の声】小学生女児に対するわいせつ事件 保護観察付き執行猶予で実刑を回避

小学生女児に対するわいせつ事件で、保護観察付き執行猶予を獲得し、実刑を回避した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が紹介します。 

事件概要

依頼者の息子は(20代男性、前科なし)は、小学生の女児をマンションの踊り場に連れ込み、そこで女児に対してわいせつな行為をすると共に、その様子をスマートホンで撮影しました。
事件を起こしてから1週間ほどして、再び犯行現場を訪ねていたところ、事件を捜査していた警察官に邸宅侵入罪現行犯逮捕され、その後、女児に対するわいせつ行為(強制わいせつ罪、児童ポルノ製造罪)でも再逮捕されたのです。
そして勾留後、邸宅侵入罪強制わいせつ罪児童ポルノ製造罪で起訴されたのですが、起訴後は保釈による釈放を実現することができ、在宅で刑事裁判にのぞむことができました。
また起訴後になってしまったものの、被害者女児の親御さんとの間で宥恕条項のある示談を締結することができ、最終的に執行猶予付きの判決を獲得することができました。

結果

保釈
執行猶予(保護観察付き)

事件経過と弁護活動

犯行から1週間後に邸宅侵入罪で現行犯逮捕された際に初回接見をご利用いただき、その後弁護活動を開始しましたが、小学生女児に対するわいせつ事件は性犯罪の中でも非常に厳しい処分となることが予想され、今回の事件も、実刑判決が下される可能性が非常に高いものでした。
そのため2名の弁護士が刑事弁護人として活動を行い、勾留期間中はこまめに接見して、取調べに対するアドバイスを行うと共に、精神的なサポートを行いました。
そして起訴後は、保釈による早期の釈放を実現するとともに、勾留中からの示談交渉を継続して行い、被害者女児の親御さんとの示談を締結させたのです。
この示談は、被害者女児の親御さんから実刑判決を望まない旨の意見(宥恕条項)までいただくことができ、刑事手続きにおいては一番良い内容のものでした。
更に本人には、心療内科を受診していただき、カウンセリングを受けるなど更生に向けて積極的に取り組んでいただいたのです。
その結果、こういった活動が評価されたのか、検察側が実刑判決を求刑していたにもかかわらず保護観察付きの執行猶予を得ることができました。
執行猶予(保護観察)期間中も、継続して判決が言い渡された時の思いを忘れることなく、無事社会復帰すること担当弁護士は願っており、非常に印象深い弁護活動となりました。

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