本日紹介するお客様の声は、車を運転中にバイクに衝突する人身事故を起こしてしまった男性の事件です。
男性は、すでに検察官から略式命令による罰金刑の処分を言い渡されていましたが、その後、弁護士が被害者であるバイクの運転手と示談を締結したことによって不起訴を獲得できました。
本日は、この事件の概要と弁護活動を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部がご紹介します。
◆事件内容と経過◆
男性は、東大阪市内の幹線道路を車で走行中に、大型バイクに後方から追突する人身事故を起こしてしまい、送致後に、検察官から過失運転致傷罪で略式命令による罰金刑の処分方針を言い渡されていました。
男性は、すでに略式命令の承諾書にもサインをして略式手続きに同意していました、どうにか前科を避けれないものかと弁護活動を依頼されました。
すでに加入している任意保険で被害者への賠償手続きは進んでいましたが、刑事手続きにおける示談交渉がなされていなかったことから、弁護士は、被害者と刑事事件における示談交渉を行い、宥恕条項のある示談を締結することに成功したのです。
この結果をもって、男性は不起訴処分となりました。
◆結果◆
不起訴
◆解説◆
車やバイク、自転車等を運転する方は、いつ、どこで事故を起こしてしまうか分かりません。
どんなに注意して運転していても、起こしてしまうのが交通事故です。
事故を起こさないことが一番大切ですが、事故を起こしてしまったあとに、どういった対応をするかも非常に大切であることは間違いありません。
多くの方は、任意保険に加入しているので、相手への補償は保険会社に任せて大丈夫と考えられるかもしれませんが、刑事手続きにおいては保険会社による被害者対応だけでは不十分なことがよくあります。
今回の被害者様も、保険会社の補償には納得しておらず、男性の刑事罰を強く望んいたようです。
しかし保険会社からの補償だけでなく、刑事手続きにおいて示談をすることで満足できる補償を受けれることに満足し、男性に対する処罰感情がなくなったといいます。
今回の弁護活動は検察官が処分方針を決定してから開始しましたが、被害者との示談交渉がスムーズに進めることができたことから、不起訴を獲得することができました。

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