~事件~
生駒市に住むAは、生駒山の山中に家庭ごみを不法に投棄したとして、奈良県生駒警察署に、廃棄物処理法違反の容疑で取調べを受けています。
Aは、刑事事件に強い弁護士とともに、不起訴処分を目指しています。
(フィクションです。)
1.廃棄物処理法違反
廃棄物処理法とは、『廃棄物の処理及び清掃に関する法律』の略称です。
廃棄物処理法第16条は「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない」と規定しています。
Aが不法投棄した家庭ごみは、一般廃棄物に属し、これを指定されたごみ収集場所以外の場所に投棄すれば、廃棄物処理法第16条に抵触する可能性が大です。
この法律に違反した場合、5年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金が科せられ、又はこれらの刑が併科される可能性があります。
家庭ごみを不法投棄して、警察に摘発された事件が大きく報道されることは珍しいので、あまりその処分については知られていませんが、過去には、Aのような事件で、警察の取調べを受けたり、事件が検察庁に送致されて処分を受けた方もいるので、廃棄物処理法でお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談する事をお勧めします。
2.弁護活動
今回のケースでAさんが不起訴を目指したのは、事件が会社に知れてクビになってしまう事を心配したからです。
刑事事件を起こした事が勤務先に知れてしまう原因のほとんどは、事件がテレビや、新聞、ネットニュース等で報道されることです。
廃棄物処理法のような事件で報道される可能性は非常に低いと考えられますが、逮捕の有無や犯行形態、処分結果によっては、報道される可能性があります。
ただ不起訴処分を得ることで、報道のリスクは非常に低くなります。
廃棄物処理法違反事件で警察の取調べを受けている方、生駒市で刑事事件を起こし、不起訴を目指している方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
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