【大阪府東大阪市で逮捕】大阪の刑事事件 信書開封事件で被害者と示談交渉を行う弁護士

【大阪府東大阪市で逮捕】大阪の刑事事件 信書開封事件で被害者と示談交渉を行う弁護士

~ケース~
大阪府東大阪市に1人暮らしをするAは、アパートの隣室に住むVに好意を抱き、Vの郵便受けに入れられていたV宛の封筒を盗み、これを開封して中身を読みました。
郵便受けをあさっているAを見たVが布施警察署に通報。
駆け付けた警察官によってAは逮捕されてしまいました。
A逮捕の連絡を受けたAの父親が、あいち刑事事件総合法律事務所に連絡しました。
(このストーリーはフィクションです。)

1.成立する罪
本件において、AはVの郵便受けから封筒を盗み出していることから、まずは窃盗罪が成立し、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科せられます。
また、その後開封して中身を読んだことから、信書開封罪が成立し、1年以下の懲役又は20万円以下の罰金が科せられます。
他方、ストーカー規制法による処罰はないと考えられます。
ストーカー規制法が処罰の対象としているのは、恋愛感情による一定のつきまとい行為であり、恋愛感情により他人のプライバシーを覗く行為は処罰の対象とはなっていません。
しかし、恋愛感情により犯罪を犯したAには、ストーカー規制法違反の疑いをかけられている可能性は十分に考えられます。

2.弁護活動
弁護士としては、まずはAを身柄拘束から解放するために活動します。
また、不起訴処分を目指し、被害者Vとの示談交渉を行うことが考えられます。
Vは窃盗の被害者であり、信書開封の被害者でもありますので、一次的にVと示談を行うことが、不起訴処分を得るために有効な活動といえます。
さらに、Aが開封した封筒の送り主との示談交渉を行うことも考えられます。
信書開封罪は親告罪であり、本件ではVも送り主も告訴をすることが出来ます。
ですので、送り主ともプライバシーを覗かれた被害者として示談交渉を行う必要があります。

このように、被害者対応は多岐にわたる可能性があり、専門家である弁護士に任せることが最も効率的であり、最良の手段といえます。
ですので、ご家族の方が逮捕されてしまった場合、まずはあいち刑事事件総合法律事務所までご連絡ください。
刑事事件を専門に扱う経験豊富な弁護士が、お客様のご質問にお答えします。
布施警察署までの初回接見費用:37,000円)

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