Archive for the ‘性犯罪’ Category

【お客様の声】被害者との示談が成立 盗撮事件で略式罰金

2025-08-11

本日紹介するお客様の声は、盗撮事件で被害者との示談が成立したにも関わらず略式命令による罰金刑となった男性の事件です。
被害者とは宥恕条項のある示談が成立していましたが、検察官は略式命令による罰金刑の処分を決定しました。
本日は、この事件の概要と弁護活動を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部がご紹介します。

◆事件内容と経過◆

男性は、駅構内のエスカレーターにおいて、小型カメラを使って女性のスカート内を盗撮したところを被害者女性に気付かれました。
そして、そのご通報で駆け付けた警察官によって逮捕されてしまいましたが、事実を認めていた男性は翌日には釈放されました。
釈放後に選任された弁護士は、被害者女性と交渉を重ね、宥恕条項のある示談を締結することができましたが、その結果をもってしても、検察官は略式命令による罰金刑の処分をくだしました。

◆結果◆

略式命令による罰金刑

◆解説◆

盗撮した男性に適用されたのは「性的姿態等撮影罪」です。
性的姿態等撮影罪は令和5年7月に施行された法律で、この法律が施行されるまで盗撮行為は各都道府県の迷惑防止条例違反の適用を受けていました。
しかし盗撮行為に、性的姿態等撮影罪が適用されるようになって、盗撮行為に対しては、それまでより、比較的厳しい刑事罰がくだされる傾向があります。
盗撮行為に対して迷惑防止条例が適用されていたころは、被害者との間で宥恕条項のある示談を締結することができれば不起訴処分となる可能性が非常に高かったのですが、今回の事件はそうはいきませんでした。
しかも今回の男性は、初犯で前科もなかったのですが、不起訴の獲得がかなわなかった残念な結果となってしまいました。

盗撮などの性犯罪事件に関するご相談

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【お客様の声】連続不同意わいせつ事件で起訴 示談によって執行猶予を獲得

2025-08-05

本日紹介するお客様の声は、4件の不同意わいせつ事件で起訴された男性の事件です。
男性は、起訴前に別の私選弁護人を選任して被害女性の一部と示談を締結していました、起訴後に弊所の弁護士に変更し、残る被害者と示談することができました。
そして刑事裁判では被害者全員と示談が成立することが評価されて執行猶予を獲得することができました。
本日は、この事件の概要と弁護活動を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部がご紹介します。

◆事件内容と経過◆

男性は、大阪市内の路上において女性の胸等を服の上から触る痴漢行為を繰り返した事実で、警察の在宅捜査を受け、4件の事件で検察庁に送致されました。
起訴前に私選の弁護人を選任し被害女性4人と示談交渉をしていましたが、2名としか示談を締結させることができず、男性は全ての不同意わいせつ罪で起訴されてしまいました。
男性は、残る2名の被害女性との示談を求めて、弁護士を切り替え、改めて弊所の弁護士を私選弁護人として選任しました。
そして、その弁護士が残る2名の被害女性との示談を締結させることに成功し、裁判では執行猶予を獲得することができました。

◆結果◆

執行猶予獲得

◆解説◆

弁護人は大きく分けると私選弁護人と国選弁護人があり、刑事手続きの途中であっても、弁護人を変更すことは可能です。(基本的に国選弁護人を別の国選弁護人に変更することは不可)
今回の弁護活動においても、男性は別の弁護士を私選弁護人として選任されていましたが、起訴されてしまったことをきっかけに弊所の弁護士を私選弁護人として改めて選任されました。

男性の起こした事件は、女性の身体を服の上から触るといった、犯行態様こそ軽微なものでしたが、短期間の間に連続して事件を起こしていることから、犯行の常習性がうかがえ、刑事裁判で確実に執行猶予を獲得するには全ての被害女性と示談することが必要でした。
担当する弁護士は、刑事裁判の準備をすると共に、起訴までに示談できていなかった2名の被害女性との示談締結を目指して弁護活動を開始しました。
その結果、残る2名の被害女性との間で宥恕条項のある示談を締結することができたのです。
もし起訴前に全ての被害女性と宥恕条項のある示談を締結することができていれば不起訴もあり得たのではないかと思われますが、判決を受けた男性が更生に対して前向きに取り組まれていることを知り、非常にうれしく思います。

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【お客様の声】電車内で盗撮 被害者との示談で不起訴を獲得

2025-07-30

本日紹介するお客様の声は、通勤途中の電車内で、女子高生のスカート内を盗撮してしまった男性の事件です。
被害者である女子高生に見つかり警察沙汰になってしまいましたが、弁護士が示談したことによって、不起訴を獲得することができた弁護活動を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部がご紹介します。

◆事件内容と経過◆

男性は、通勤で利用している電車内において、スマートホンを利用して女子高生のスカート内を盗撮してしまいました。
女子高生に気付かれて駅員を通じて警察に通報され、警察沙汰になってしまいましたが、逮捕されることなく在宅で警察の取調べを受けることとなりました。
男性は、発覚する前日も同じ被害者に対して盗撮行為を行っており、警察当局は悪質性の高い犯行だと判断していました。
男性から弁護人として選任された弁護士は、被害者の親御様と接触し、男性の謝罪の意思を伝えると共に、納得していただける条件を提示し示談交渉を進めました。
その結果、被害者様との示談が成立し、最終的に男性は不起訴処分となりました。

◆結果◆

不起訴

◆解説◆

2年前に性的姿態等撮影罪が施行され、捜査当局は盗撮事件に対して厳しい姿勢を示しており、警察沙汰になると、それまでより厳しい刑事罰が科せられる傾向にあります。
実際に、各都道府県の迷惑防止で規制していた時だと不起訴になっていたような盗撮行為も、性的姿態等撮影罪の適用を受けると罰金を科せられることもあります。
ただ被害者との示談が成立し、被害者の許し(宥恕)を得れることができれば不起訴となる可能性は十分にあります。
今回の事件は、被害者が未成年だったことから、その親御様との交渉になりましたが、娘が盗撮被害にあっている親御様の怒りは相当なものでした。
そのため交渉を開始した当初は、なかなか話し合いに応じてもらうことすらできませんでしたが、粘り強く弁護士が交渉を重ね、また示談に、今後、被害者が安心して電車を利用できるような条件を加えるなどしたところ、最終的に示談に応じてもらうことができました。
検察官は、二日連続で同じ被害者に対して盗撮行為をしていることから、男性に対して厳しい刑罰を科せようとしていましたが、示談の中に宥恕の条項が組み込まれていたことから、男性を不起訴処分としました。
盗撮事件の示談は、ただ謝罪し、示談金を支払うだけでは、不起訴を得ることができない場合があります。
今後は、盗撮事件で不起訴を得るためには、示談書の内容で、宥恕条項が必至となるでしょう。

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すれ違いざまに身体を触る 不同意わいせつ罪で逮捕

2025-05-28

大阪府茨木市で、すれ違いざまに通行人の身体を触ったとして逮捕された事例について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が解説します。

参考事件

大阪府茨木市の駅前の路上で、Aさんが見知らぬ女性Vさんとのすれ違いざまに、Vさんの胸を触ったとされる事件が発生ました。
驚いたVさんがその場で「やめてください」と声を上げ、近くにいた通行人が警察に通報しました。
通報を受けて茨木警察署の警察官が現場に急行し、Aさんは不同意わいせつ罪の疑いで現行犯逮捕されました。
警察の調べに対して、Aさんは「たまたま手が当たっただけで、わざとではなかった」と供述しているとのことです。
一方で、Vさんは「目が合った直後に、突然胸を触られて怖かった」と話しており、警察は事件当時の状況について詳しく捜査を進めています。
現場には防犯カメラが設置されており、映像の確認も行われるとのことです。
(事例はフィクションです。)

不同意わいせつ罪とは

不同意わいせつ罪は刑法176条に規定されており、176条1項各号に掲げられている暴行・脅迫、アルコール、社会的関係などの事由により、同意しない意思を形成・表明・全うすることが困難な状態にさせ又はその状態にあることに乗じて、わいせつな行為をする犯罪です。
今回の事例では、Vさんの供述によると、Aさんはすれ違いざまにAさんの胸を触ったとされています。
このような状況は、同項5号の「同意しない意思を形成し、表明し又は全うするいとまがない」に該当することになるでしょう。
すれ違いざまに突然胸を触る場合などは、まさに同項5号の典型的な場面とされています。
また、「わいせつな行為」とは、被害者の性的自由を侵害するに足りる行為とされています。
今回の事例のような状況で、胸などを触る行為は「わいせつな行為」に当たるとされるでしょう。

不同意わいせつ罪での弁護活動

不同意わいせつ罪における主な弁護活動として、以下の3つが挙げられます。
①一刻も早い示談活動
不同意わいせつ罪は、被害者の告訴がなくても起訴される非親告罪ですが、早急に示談を行うことで事件化を防ぎ、不起訴処分の可能性を高めることができます。
もし起訴されてしまった場合でも、示談を成立させることで執行猶予付きの判決を得られる可能性が高まります。
また、示談の成立は身柄の釈放や社会復帰にも有利に働きます。
②無罪・無実の主張
わいせつ行為をしていない場合や相手の同意があった場合には、弁護士を通じて証拠の不十分さを主張し、不起訴処分や無罪判決を目指していくことになります。
③早期釈放
逮捕・勾留されてしまった際は、弁護士が検察官や裁判官に働きかけることで、早期釈放を目指します。早期釈放により、早期の社会復帰を実現する可能性を高めます。

刑事事件に強い弁護士に相談を

不同意わいせつ罪で逮捕された場合、その後の対応次第で処分が変わる可能性があります。
適切な対応をすることで、不起訴処分を獲得し、前科を避けることができる可能性もあれば、適切対応ができず、不利な結果を招いてしまう可能性もあります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件・少年事件を専門とする法律事務所です。
刑事事件に関する豊富な知識・経験を持つ弁護士が、依頼者の状況に応じて弁護活動に尽力致します。
また、当事務所では24時間対応のフリーダイヤルを設置しており、無料法律相談のご予約、逮捕・勾留されている方に弁護士を派遣する初回接見のご依頼を受け付けております。

フリーダイヤル:0120-631-881

刑事事件でお困りの方やそのご家族の方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部にぜひご相談ください。

その気はあると思った…不同意わいせつ等性犯罪の現状

2025-05-22

その気があると思ってわいせつ行為に及んだ女性に訴えられて不同意わいせつ罪で逮捕された事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が解説します。

参考事件

会社員のAさんは、マッチングアプリで知り合った女性と2ヶ月ほどメールや電話でやり取りした後に実際に会うことになり、先週末、二人でお酒を飲みに行きました。
お酒の席では話しが盛り上がり、その後、カラオケに行くことになり二人は、大阪市北区のカラオケBOXに移動しました。
そこでAさんは、女性が自分に好意を抱いてくれていると思い込み、女性の方に手を回して抱き寄せながらキスをしたのです。
そしてその後も、服の上からではあるものの胸を触ったり、お尻を触ったりするわいせつ行為に及んだところで女性が「トイレに行く」と言って部屋を出ていき、そのまま女性は帰宅してしまいました。
それから数日して、Aさんのもとに女性から「警察に訴えました」とメールが送られてきて、実際にAさんは不同意わいせつ罪大阪府曽根崎警察署逮捕されてしまったのです。
(フィクションです。)

昨年、刑法が改正されて、不同意わいせつ罪や、不同意性交等罪が新設されましたが、不同意わいせつ罪や、不同意性交等罪は、それまでの性犯罪を規制する法律と比べると成立要件の幅が広がり、改正前までは警察沙汰になったり、逮捕までされなかったような行為でも警察が捜査を開始したり、逮捕されてしまう方が増加傾向にあるようです。

不同意わいせつ罪

今回Aさんが逮捕された不同意わいせつ罪について解説します。
不同意わいせつ罪は、刑法改正にともなってそれまでの「強制わいせつ罪」に代わって新設された犯罪です。
不同意わいせつ罪は、簡単にいうと、相手の同意なくわいせつな行為に及ぶと成立する犯罪です。ここでいう「相手の同意がない」とは、相手がわいせつ行為に対して同意しない意思を形成、表明、全うすることが困難な状態を意味します。
これまでの強制わいせつ罪は、暴行や脅迫をもちいてわいせつ行為に及ぶと成立していたので、その判断基準は明白でしたが、不同意わいせつ罪は、被害者の同意があったか否が判断基準となるため、被疑者と被害者の二人きりで発生した不同意わいせつ事件の場合は、被害者の供述以外に客観的な証拠が乏しくなる可能性があるでしょう。

同意がないとは

不同意わいせつでいうところの「同意がない」とは、相手(被害者)がわいせつ行為に対して同意しない意思を形成、表明、全うすることが困難な状態を意味します。
条文には、この同意がない状況を8つの項目に分けて明記しています。

①暴行・脅迫を用いた性交等

②心身の障害を用いた性交等
 
③アルコール・薬物の影響を用いた性交等

④睡眠その他の意識不明瞭を用いた性交等

⑤同意しない意思の形成・表明・全うするいとまがない状態

⑥予想と異なる事態に直面させて恐怖・驚愕させた性交等

⑦虐待に起因する心理的反応を用いた性交等

⑧経済的・社会的関係上の地位を用いた性交等

不同意わいせつ罪の刑事責任

また不同意わいせつ罪の法定刑は強制わいせつ罪と同じ「6か月以上10年以下の拘禁刑(※拘禁刑の運用が始まるまでは懲役刑)」です。

不同意わいせつ罪で逮捕されると

不同意わいせつ罪で警察に逮捕された場合は、一刻も早く刑事事件に強い弁護士からアドバイスを受ける必要があるでしょう。
ご家族、ご友人が不同意わいせつ罪で警察に逮捕された方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部の初回接見サービスをご利用ください。

盗撮で曽根崎警察署に逮捕 すぐに弁護士を選任!!

2025-04-22

盗撮で曽根崎警察署に逮捕された時に、すぐに弁護士を選任するメリットについて、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が解説します。

参考事件

大学生4回生のAさんは、卒業後に就職する会社から内定をもらっています。
そん中、Aさんは、大阪梅田の商業施設のエスカレーターで、女性のスカート内をスマートホンで盗撮してしまいました。
女性の知り合いが犯行を目撃し、その場で取り押さえられたAさんは、そのまま通報で駆け付けた警察官に逮捕されて曾根崎警察署に連行されました。
このままだと二日後にある大学のテストを受けられず大学を卒業できません。
(フィクションです。)

盗撮行為

Aさんのような盗撮行為は、性的姿態撮影等処罰法に抵触します。

性的姿態撮影等処罰法では、正当な理由がなく、ひそかに

①人の性的な部位(略)又は人が身に着けている下着(略)のうち現に性的な部位を直接若しくは間接に覆っている部分

②上記①に掲げるもののほか、わいせつな行為又は性交等がされている間における人の姿態

を撮影することを規制しており、こういった盗撮行為の他にも、盗撮画像を保管したり、提供することも禁止しています。

性的姿態等撮影罪の法定刑は3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金となっており、Aさんのように逮捕されると、勾留によって身体拘束が長期間に及ぶ場合もあります。
他方、犯行を認めて、余罪がない場合は勾留されないこともありますが、早期の釈放を確実なものにするには早期に弁護士を選任することをお勧めします。

すぐに弁護士を選任すると

逮捕されてすぐに弁護士を選任することによって、早期釈放や、刑事罰の軽減が望めます。

早期釈放

盗撮行為で警察に逮捕されると、逮捕から48時間~72時間以内に勾留が決定する可能性があります。
勾留が決定してしまうと、その日から10日間~20日間の身体拘束を受けることになります。
早期に弁護士を選任することによって、この勾留決定を阻止できるかもしれません。
基本的に勾留を判断する裁判官は、主に警察や検察が作成した書類を読んで勾留するかどうかを判断するのですが、早期に弁護士を選任することによって、弁護士が作成した書類にも目を通します。
基本的に警察や検察が作成した書類には、犯人を勾留するための内容が記載されていますが、逆に弁護士が作成する書類には、勾留の必要がない旨が記載されているので、逮捕された方の大きな味方となります。
Aさんの場合ですと、早期釈放が実現すれば、大学のテストを受けることができるので、その後の進路への影響を最小限にとどめることができます。

刑事罰の軽減

盗撮行為で、実際にどういった刑事罰が科せられるかは、その後の弁護活動が大きく影響します。
特に被害者との示談が成立しているか否はその後の処分に影響します。
しかし盗撮事件の場合は、ただ被害者に謝罪して、賠償を支払っているだけの示談では、罰金が科せられることもあります。
不起訴を目指すのであれば、示談書の内容や、賠償金額が大きく影響するので、専門の弁護士に相談することをお勧めします。
不起訴になれば、前科が付かないので、その後の就職や、資格取得に影響は及びませんので早めに弁護士を選任して、被害者との示談交渉を任せることをお勧めします。

弁護士を派遣

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部では、逮捕されてしまった方に対する弁護活動をいち早く開始するために、初回接見サービスを提供しています。
24時間対応のフリーダイヤル0120-631-881にお電話いただければ、すぐその日からの弁護活動が可能ですので、まずはフリーダイヤルにお電話ください。

不同意わいせつ罪で此花警察署に逮捕 被害者との示談を希望

2025-04-10

不同意わいせつ罪で此花警察署に逮捕された方の弁護活動(被害者との示談)を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が解説します。

参考事件

会社員のAさんは、SNSで知り合った女子大生と食事に行き、その帰りのタクシー内で、女性に対してキスをしたり、胸を触ったりするわいせつ行為をしました。
この件で、女性が警察に被害届を出したらしく、Aさんは此花警察署に不同意わいせつ罪で逮捕されました。
Aさんは、被害者との示談を希望し、そういった弁護活動に強い弁護士を探しています。
(フィクションです。)

不同意わいせつ罪

相手の同意なくわいせつな行為をすると「不同意わいせつ罪」となります。
不同意わいせつ罪の法定刑は、「6か月以上10年以下の拘禁刑(懲役刑)」です。
罰金の規定がないため、起訴されると刑事裁判となり、そこで無罪か執行猶予を獲得しなければ刑務所に服役しなければなりません。
もし犯行を認めているのであれば、起訴されない(不起訴)ようにしなければなりません。
不同意わいせつ罪で逮捕された方が犯行を認めている場合、起訴されないためには示談が必至となるので、起訴されるまでに被害者と示談を締結するべきでしょう。

被害者との示談

不同意わいせつ罪のような性犯罪は、被害者女性と直接交渉して示談まで締結させるのは非常に困難でしょう。
特に、SNSで知り合った等、被害者女性との関係が遠い場合は、弁護士が介入しなければ被害者女性との示談は不可能に近いでしょう。
そもそも逮捕されていれば自分自身が、電話等で外部と連絡を取ることはできませんし、家族が被害者女性と連絡をとろうにも、警察等から被害者女性の情報が開示されることはないからです。

被害者女性と示談交渉できるのは弁護士しかいません。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部では、これまで数多くの性犯罪被害にあった方と示談してきた実績がございます。
弁護士は金銭の交渉だけでなく、被害者女性が安心してその後の生活を送れるように様々な条件を法律的な面から提案することができ、スムーズに示談を締結できる可能性があります。

まずは弁護士を派遣

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部は、不同意わいせつ罪で警察に逮捕されてしまった方のもとに弁護士を派遣する初回接見サービスを提供しています。
大阪府内であれば弁護士日当、交通費込みで一律33,000円で提供することができますので、詳しくはフリーダイヤルにお問い合わせください。

フリーダイヤル0120-631-881(24時間受付中)

更衣室に侵入して盗撮 性的姿態等撮影罪で逮捕

2025-02-19

大阪府高槻市で、女子更衣室に侵入し盗撮をしたとして逮捕された事例について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が解説します。

事例

大阪府高槻市の市民プールで、Aさんが女子更衣室に侵入し、Vさんが着替える姿を撮影していたところを清掃員に発見されました。
通報を受けた高槻警察署の警察官が駆けつけ、Aさんのスマートフォンの写真フォルダを確認したところ、盗撮した動画が確認されたため、その場でAさんは逮捕されました。
Aさんのスマートフォンには、同様の盗撮動画が複数保存されており、余罪の可能性もあるとみられています。
(事例はフィクションです。)

性的姿態等撮影罪とは

従来、スカート内を盗撮するといった盗撮行為は、各都道府県が定める迷惑防止条例などにより処罰されていました。
しかし、迷惑防止条例は、各都道府県により処罰範囲が異なることなど不十分な点を抱えているとの指摘がありました。
そこで、2023年に性的姿態撮影等処罰法(正式名称は、性的な姿態を撮影する行為等の処罰及び押収物に記録された性的な姿態の影像に係る電磁的記録の消去等に関する法律)が施行され、盗撮行為の厳罰化が行われました。
性的姿態等撮影罪は性的姿態撮影等処罰法第2条1項に定められており、その法定刑は「三年以下の拘禁刑又は三百万円以下の罰金」となっています。
また、同条2項により、性的姿態等撮影罪は未遂も処罰対象となっています。
性的姿態等撮影罪では、正当な理由なく、ひそかに、性的な部位などを撮影することが処罰されます。
今回のAさんのした行為には、正当な理由となる事情はなく、性的姿態等撮影罪が成立することとなるでしょう。

また、盗撮目的でトイレや更衣室などに侵入した場合、住居侵入罪」や建造物侵入罪にも問われる可能性があります。
刑法130条に基づき、3年以下の懲役または10万円以下の罰金が科される可能性があります。

盗撮事件における示談の重要性

性的姿態等撮影罪などの盗撮事件においては、示談の成立が不起訴処分の獲得に大きな影響を与えます。
起訴され、有罪判決を受けると、懲役刑や罰金刑だけでなく、社会的信用を失うリスクもあります。
つまり、示談交渉の成否が重要になります。
もっとも、示談交渉は当事者でもできますが、性的姿態等撮影盗撮罪など性犯罪の事案では、被害者が加害者に連絡先を教えてくれないなど、示談交渉に応じてくれない可能性も高く、仮に被害者の方と会うことができたとしても、かえって恐怖心や怒りを増大させてしまうことも大いに考えられます。
しかし、守秘義務が課せられている弁護士を付けることで、示談交渉に応じてもらえることも少なくありません。
したがって、不起訴処分獲得のために重要な示談交渉は、直接当事者同士で行うよりも、法律のプロである弁護士に依頼するのが望ましいということになります。

まずは弁護士に相談を

以上見てきたように、盗撮事件においては、示談成立に向け迅速に対応することが望ましく、早めに弁護士に相談することをお勧めします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部は、刑事事件・少年事件に特化した刑事専門の法律事務所です。
今回のような盗撮事件はもちろん、様々な刑事事件で弁護活動を担当した実績が数多くございます。
無料相談・初回接見・ご依頼に関するお問い合わせは
フリーダイヤル 0120-631-881
にて24時間365日受付中です。
大阪府内で刑事事件を起こしてしまった方や、ご家族が事件で逮捕されてしまったという方は、まずは弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部までご相談ください。

公然わいせつで逮捕 天満警察署に弁護士を派遣

2024-12-06

公園で性器を露出させていたとして公然わいせつ罪で逮捕された方のもと(天満警察署)に弁護士を派遣する弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が、公然わいせつ罪について解説します。

初回接見サービスのご予約は 
フリーダイヤル0120-631-881
までお気軽にお電話ください。

大阪府天満警察署

〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満1-12-12
電話番号 06-6363-1234

大阪府天満警察署への初回接見費用

33,000円(交通費等込み)

こんな方にお勧め

家族等が天満警察署の警察官に連行された。
家族等が天満警察署に留置、勾留されていると聞いた。

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公然わいせつ罪で逮捕

会社員のAさんは、同僚とお酒を飲んで徒歩で帰宅していたところ、誰もいない公園を性器を露出しました。
素っ裸で夜風に当たることに快感を覚えたのでした。
行為後、Aさんは、服を着て再び歩いて自宅を目指したのですが、しばらくして天満警察署の警察官から職務質問され、追及を受けました。
目撃者が110番通報したようでしたが、Aさんは、公園での行為を否認し、そのまま警察官の制止を振り切って立ち去ろうとしたのです。
そうしたところAさんは公然わいせつ罪で逮捕されてしまいました。
(フィクションです。)

公然わいせつ罪

公衆の場でわいせつな行為をすることによって成立するのが公然わいせつ罪です。
ここでいう公衆の場とは、不特定又は多数の人たちの目に触れる可能性のあることを意味し、実際に誰かに見られているということまでは求められていません。
ですから、Aさんのように誰もいない公園で性器を露出する行為についても、誰も見ていないかったとしても公然わいせつは成立します。
公然わいせつ罪の法定刑は、6月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料です。
それほど罰則が厳しいものではありませんが、初犯であっても略式命令による罰金刑が科せられることはよくあります。

不起訴を得るには

公然わいせつ罪は、ほかの性犯罪事件とは異なり、法律的に被害者の存在しない犯罪です。
被害者の存在する事件の場合だと、被害者と示談することによって不起訴を獲得できる可能性が非常に高くなりますが、公然わいせつ罪の場合は目撃者と示談したからといって、不起訴になるとは限らないというのが現状です。
ただ目撃者に謝罪や賠償を行うことは高く評価されるので、公然わいせつ罪で不起訴を目指す場合は有効的だといえます。

まずは弁護士に相談を

公然わいせつ罪でお困りの方は、一人で悩まずにまずは弁護士に相談しましょう。
またご家族等が公然わいせつ罪で逮捕されてしまった場合は、逮捕されてしまった方の弁護活動の経験豊富な、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部の初回接見をご利用ください。

大淀警察署に弁護士を派遣 15歳の女子生徒との性交で逮捕

2024-11-26

15歳の女子生徒との性交で逮捕された方のもと(大淀警察署)に弁護士を派遣する弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が、不同意性交等罪について解説します。

初回接見サービスのご予約は フリーダイヤル0120-631-881

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大阪府大淀警察署

〒531-0071大阪府大阪市北区中津1丁目5-25
電話番号 06ー6376-1234

大阪府大淀警察署への初回接見費用

33,000円(交通費等込み)

こんな方にお勧め

家族等が大淀警察署の警察官に連行された。
家族等が大淀警察署に留置、勾留されていると聞いた。

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不同意性交等罪の事例(フィクション)

24歳の会社員Aさんは、ゲームアプリで知り合った15歳の女子生徒と付き合い始めました。
交際する中でAさんは、女子生徒と梅田付近のホテルで性交渉をしたのですが、ある日から急に女子生徒と連絡がとれなくなりました。
それからしばらくしたある日の早朝、Aさんは、自宅を訪ねてきた大阪府大淀警察署の警察官に不同意性交等罪で逮捕されてしまいました。

同意があってもダメ

不同意性交等罪と聞けば、相手の同意がないのに性交等を行った場合に成立すると思われがちですが、相手の同意があったとしても、成立する可能性があります。
相手が16歳未満の場合です。
相手が13歳未満の場合は、どういった場合でも性交をすれば不同意性交等罪が成立します。
そして相手が13歳以上16歳未満の場合は、5歳以上年齢が離れている時に性交をすれば不同意性交等罪が成立します。
今回、Aさんは15歳の女子生徒と性交しています。
性交の相手が19歳までであれば、性交に対して同意があれば特別な事情がない限り不同意性交等罪は成立しませんが、20歳以上の者が性交した場合は、同意があったとしても不同意性交等罪が成立してしまうのです。

まずは弁護士を派遣

不同意性交等罪で警察に逮捕されると、勾留によって身体拘束が長引くなり、起訴された場合は厳しい刑事罰が科せられる可能性があります。
早期釈放や処分軽減を望むのであれば、一刻も早く弁護士を選任し、的確な弁護活動を受けることをお勧めします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部ではすぐに動ける刑事事件専門の弁護士が、何時でもスタンバイしています。
まずはフリーダイヤルにお電話ください。

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