Archive for the ‘お客様アンケートブログ’ Category

【お客様の声】勤務先から劇薬を窃取 検察官との交渉で不起訴を獲得

2024-11-11

勤務先の病院から劇薬を窃取した窃盗事件で、検察官との交渉によって不起訴を獲得した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が解説します。

事件概要 

病院で看護師として勤務していた女性が、病院内に保管してあった劇薬を盗んだという窃盗事件です。
犯行時、女性は精神的に弱っており、自殺するために犯行に及んでいました。
病院に事件が発覚し、警察に被害届が提出されて女性は警察の取調べを受けて犯行を自供していました。
前科がついてしまうと、看護師の資格にも影響するところでしたが、不起訴となったため看護師の資格を守ることができました。

結果 

不起訴

事件経過と弁護活動

今回の事件は、勤務していた病院での犯行だったため女性は病院を解雇されていました。
また職業倫理に反するもので、被害者である病院は示談交渉には全く応じない方針で、病院の代理人弁護士からは女性に対して厳しい意見もありました。
弁護士は女性が深く反省していることを代理人弁護士を通じて被害者に伝えてもらい、何とか謝罪文を受け取ってもらうところまでこぎつけることができました。
また弁護士は、警察の捜査で明らかとなっていない、女性が犯行に及んでしまった理由や警察捜査の不備、事件発覚後の更生に向けての取り組みなどを意見書にまとめて検察官に提出し、不起訴を求めたのです。
その結果、女性は不起訴となり、看護師資格を守ることができました。

【お客様の声】盗撮事件を起こした公務員 示談によって不起訴を獲得

2024-11-08

公務員が起こした盗撮事件で、示談によって不起訴を獲得した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が紹介します。 

◆事件概要◆

公務員の男性は、通勤途中の電車内で、女性のスカート内をスマートホンで盗撮したとした目撃者に捕まり警察で取り調べを受けることになりました。
男性は素直に容疑を認めていましたが、余罪のデータが警察に押収されたスマートホンに残っていました。
すぐに弁護活動に取り掛かったことから、被害者との示談を早期に締結することができ、不起訴を獲得することができました。

◆結果◆

不起訴

◆事件経過と弁護活動◆

今回の事件の被害者は未成年だったことから、示談交渉は親御さんと行うことになりました。
親御さんの被害者感情は非常に強く、交渉開始時は、なかなか話を聞いてくれない状態が続きましたが、粘り強く交渉を重ね、男性の謝罪の意思を伝えた結果、示談を締結することができ、更に男性の行為を許していただくことができました。
その結果をもって男性は不起訴処分となりましたが、公務員の職は失ってしまいました。
ただ男性は、不起訴を得たことで再就職に対して前向きに取り組んでおり、刑事手続きの結果が男性の将来に及ぼす影響を最小限に抑えることができたのが、大きな成果だったといえます。

【お客様の声】特殊詐欺の受け子で逮捕 更生に向けた取り組みで保護観察

2024-11-05

特殊詐欺の受け子で逮捕された少年事件において、更生に向けた取り組みが評価されて保護観察を獲得した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が紹介します。 

◆事件概要◆

私立高校に通う少年は、高齢者からキャッシュカードを騙し取ろうとしたとして、警察に窃盗未遂罪で逮捕されました。
少年は友人に誘われた闇バイトがきっかけで今回の犯行に及びましたが、犯行を成し遂げる前に警戒中の警察官に職務質問されて逮捕に至りました。
そして勾留期間満期と同時に観護措置が決定し、少年鑑別所に収容されることとなりましたが、拘束期間中、家族とともに更生に向けて真摯に取り組んだことが評価されて保護観察となりました。

◆結果◆

保護観察

◆事件経過と弁護活動◆

今回の事件は、世間を騒がせている典型的な特殊詐欺事件です。
さらに事件に関わるきっかけが、大きな社会問題にもなっている「闇バイト」だという点で、複数が事件に関与している可能性があり、身体拘束が続くことは必至でした。
そこで弁護士は身体拘束を受けている少年と頻繁に面会し、事件に関わってしまった経緯や、動機等を細かく聞き取るととともに、少年に対して反省を促し、更生に向けた取り組みを行いました。
また少年だけでなく、ご家族にもこれまでの生活を振り返ってもらい、何をどのように改善していくのかなどを深く検討してもらい、少年の更生に向けて取りんでいただきました。
そうしたところ少年は保護観察処分となり少年院送致を免れることができました。
また保護観察処分となったことで、少年が退学にはならず、復学できたことが、今回の弁護活動の大きな成果だったと思います。

【お客様の声】無許可でタクシー業(白タク) 保釈を獲得し執行猶予判決

2024-11-02

無許可でタクシー業(白タク)を行ったとして道路運送法違反で逮捕、起訴されるも、保釈を獲得し早期釈放を実現するとともに、刑事裁判では執行猶予判決を勝ち取り服役を免れることができた事件の、弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が紹介します。 

◆事件概要◆

50代の男性が、無許可で旅行客の送迎を行っていたという、いわゆる白タク事件です。
当初事件は在宅で進められていましたが、複数が事件に関与していることが発覚し、男性は警察に逮捕されて、その後20日間の勾留後に道路運送法違反で起訴されましたが、起訴後はすぐに保釈が認められて釈放されました。
そして刑事裁判では、ご家族が身元引受人となり監視監督を約束していることが評価されて執行猶予を獲得することができました。

◆結果◆

保釈認容
執行猶予獲得

◆事件経過と弁護活動◆

当初、男性は在宅で警察の捜査を受けており犯行を認めていましたが、自宅を捜索されて数週間後に逮捕されてしまいました。
弁護士は、警察に逮捕、勾留されている男性の接見を複数回行い、取り調べに対するアドバイスを行いました。
また勾留期間中の男性は接見禁止となっていたため、ご家族などが男性に面会することができませんでした。
そのため弁護士は、接見時に、ご家族からの伝言を男性に届けたり、逆に、男性からご家族への伝言を承ったりして、身体拘束による男性や、ご家族等に対する不利益が最小限にとどまるように努めました。
そして起訴される可能性が高まった段階で、公判に向けた準備を行うとともに、起訴後すぐにでも釈放されるように保釈請求の準備を行いました。
そうしたところ、男性は起訴されたその日のうちに保釈が認容され、裁判においても執行猶予を得ることができました。

【お客様の声】職場盗の容疑で取調べ 弁護士のサポートで不送致となった冤罪事件

2024-10-30

職場盗の容疑で警察の取調べを受けた方が 弁護士のサポートによって疑いが晴れ、不送致となった冤罪事件の弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が紹介します。 

◆事件概要◆

依頼者の勤めるドラッグストアで売上金が盗まれる窃盗事件が発生しましたが、売上金を保管している事務所に出入りしていたという理由だけで、警察から犯人だと疑われ、依頼者は警察から厳しい取り調べを受けていました。
依頼者は全くの冤罪で、弁護士は警察の取調べに対するアドバイスと行うとともに、依頼者に対して精神的なサポートを行ったところ、依頼者の疑いは晴れ、検察庁へは送致すらされませんでした。

◆結果◆

不送致

◆事件経過と弁護活動◆

今回の事件は、従業員しか出入りできない事務所内で発生した窃盗事件で、外部からの侵入形跡がないことから警察は職場盗事件として捜査していました。
売り上げを保管していた事務所には依頼者以外の従業員も出入りしていたようですが、どういった理由か、警察は、依頼者の犯行と決めつけたかのような厳しい取り調べを行っており、依頼者は非常に困惑し、不安を抱えていました。
そこで弁護士は、依頼者に対して取り調べに対するアドバイスを行うとともに、依頼者が、警察の厳しい取り調べに屈することがないよう、精神的なサポートを行いました。
そして警察に対しても冤罪事件である旨を申し入れるなどして、証拠がないのであれば、必要以上の捜査を行わないように申し入れるなどしたのです。
そうしたところ依頼者の疑いは晴れ、依頼者が検察庁に送致されることすらありませんでした。

【お客様の声】スーパーで万引き 店長の上申書により不起訴を獲得

2024-10-27

全国にチェーン展開するスーパーにおいて、お酒類を万引きした窃盗事件において、被害店舗の店長に、宥恕の内容の上申書を作成いただくことに成功し、不起訴を獲得した、弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が紹介します。 

◆事件概要◆

事件を起こしたのは80台の高齢の男性です。
男性は、よく利用するスーパーで、酒類などの食料品4000円相当を万引きし現行犯逮捕されていました。
男性は、家族がお迎えに行ったことから釈放されましたが、同種の前科があることから、当初は何らかの刑事罰が予想されていました。
しかし弁護士が、被害店舗の店長様と交渉を重ね、店長様に宥恕の内容の上申書を作成いただくことができたために不起訴を獲得することができました。

◆結果◆

不起訴

◆事件経過と弁護活動◆

男性は2年前に同様に万引き事件を起こした前歴がありました。
そのような場合、不起訴を獲得するには、単にお店に対して被害弁償しているだけでは足りないことがあり、事件によっては宥恕条項のある示談を、検察官に求められることがあります。
しかし今回の被害者となる店舗は全国にチェーン展開するスーパーで、会社の方針で被害弁償は受け付けてもらえるものの、示談には一切応じない方針でした。
しかし粘り強く弁護士が店長と示談交渉をしたところ、示談書の作成までは応じてもらえなかったもの、店長に宥恕の内容を含んだ上申書を作成していただくことができました。
そしてこの上申書が決め手となり、検察官は不起訴を決定しました。

【お客様の声】派遣型性風俗でキャストを盗撮 キャストとお店双方と示談して不起訴

2024-10-24

派遣型性風俗店を利用した際に、派遣された女性キャストからサービスを受けている状況を小型カメラで隠し撮りした盗撮事件において、女性キャストとお店双方と示談したことによって不起訴となった、弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が紹介します。 

◆事件概要◆

事件を起こしたのは40代の会社員、男性です。
男性は、派遣型性風俗店(デリバリーヘルス)を利用し、自宅に派遣されてきた女性キャストからサービスを受けている際に、その様子を小型カメラで盗撮しました。
盗撮被害に気付いた女性キャストがお店に助けを求め、お店を通じて警察に被害届が提出されてしまい、刑事事件に発展したわけですが、警察の捜査中に、女性キャストとお店双方との示談が成立したことによって、検察庁に送致後に不起訴となりました。

◆結果◆

不起訴

◆事件経過と弁護活動◆

今回の事件は、性風俗店における盗撮事件の典型的なものでした。
このような性風俗店における盗撮事件では、盗撮の被害者となる女性キャストと示談するのが一般的ですが、今回の事件では、男性が、以前にも別の女性キャストに対して同様の盗撮行為を行っていたことがお店側に発覚していたことから、お店との示談も必要となりました。
男性にとっては示談金が高額に及ぶデメリットがありましたが、お店との示談書の内容は、以前の盗撮行為にまで言及しており、今後、男性が以前の盗撮行為で刑事責任を追及されることがないメリットもありました。
また女性キャストやお店としっかりと示談したことによって、事件は検察庁に書類送検されたものの、男性が検察庁に呼び出されることなく不起訴が決定しました。

【お客様の声】駅のエスカレーターで盗撮 不処分を獲得

2024-10-21

駅のエスカレーターで盗撮した少年事件において、不処分を獲得した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が紹介します。 

◆事件概要◆

19歳の少年が駅のエスカレーターで女性のスカート内を隠し撮りした盗撮事件です。
事件を起こした少年は犯行時に被害者によって現行犯逮捕されましたが、ご両親が警察署に迎えに行って釈放されていました。

◆結果◆

不処分

◆事件経過と弁護活動◆

この事件は、盗撮罪が施行される前の事件だったので、大阪府の迷惑防止条例違反が適用されていました。
典型的な盗撮事件ですが、今回の事件の問題は、事件を起こした少年がまもなく成人(20歳)を迎えることでした。
少年法が適用されるのは、少年審判時に20歳未満の少年ですので、もし警察の捜査や、家庭裁判所の調査が長引いて20歳の誕生日を迎えてしまうと、家庭裁判所から検察庁に逆送されて、成人事件と同じ扱いを受けてしまい、場合によっては刑罰を受けなければならなくなってしまいます。
そのため弁護士は、そういった必要以上の不利益を回避するために家庭裁判所に少年審判を可及的速やかに行うように働きかけました。
また、それと並行してご家族とともに再発防止策を講じたり、被害者様に対する示談交渉を行いました。
その結果、家庭裁判所に送致後、約1か月という短い期間で少年審判が行われて、不処分の結果を得ることができたのです。

【お客様の声】クーポンを悪用した電子計算機使用詐欺事件 示談により不送致

2024-10-18

全国展開する大型量販店において、お店が発行する電子クーポンを悪用し、不正に商品を購入した電子計算機使用詐欺事件において、お店側に被害弁償をして検察庁への送致を免れた弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が紹介します。 

◆事件概要◆

事件を起こしたのは30代の会社員、男性です。
男性は、全国展開する大型量販店をよく利用しており、そのお店のアプリ会員でもありました。
男性は、お店が購入金額に応じて発行している電子クーポンを、複数のスマートホンを使用して不正に取得し、不正取得したクーポンを利用して買い物をしていたのです。
同じ手口で不正に買い物を繰り返していた男性は、ある日、お店の通報で駆け付けた警察官によって検挙されてしまいました。

◆結果◆

不送致

◆事件経過と弁護活動◆

今回の事件は、お店が被害者となる財産犯事件でした。
この類の事件は、事件を起こした人に前科がなければ、お店と示談して被害弁償することによって、不起訴となるケースが多いのですが、逆に、示談や被害弁償がなければ何らかの刑事罰が科せられる可能性が高くなります。
また全国展開する大型店や、コンビニなどは、会社の規定で犯罪行為に対して厳しい姿勢を貫いており、弁護士を選任したとしても、示談を締結したり、被害弁償を受け取ってもらうことは非常に困難です。
そういったことから、今回の事件もお店側との交渉が難航するかと思われましたが、弁護士が、お店の代表者と粘り強く交渉を続けたところ、何とか被害弁償を受け取ったもらうことができました。
そしてその結果を警察に報告したところ、お店側に被害弁償ができていることが高く評価され、それ以上の捜査は打ち切られ、検察庁への送致も免れることができました。

【お客様の声】自転車に放火した器物損壊事件 観護措置を回避

2024-10-15

自転車に放火した器物損壊の少年事件において、観護措置の回避に成功した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が紹介します。 

◆事件概要◆

中学生の少年が、他人の自転車に放火した器物損壊事件です。
当初、事件を起こした少年は警察に逮捕されていましたが、勾留されることなく釈放され、その後は在宅に切り替えられて、警察の捜査が進みました。
そして家庭裁判所に送致後は観護措置による身体拘束が予想されましたが、弁護士が家庭裁判所に対して働きかけて観護措置を回避することができ、少年は、家庭裁判所の調査も在宅で受けることができました。
最終的に少年審判で、児童相談所長送致となり厳しい処分を免れることができました。

◆結果◆

観護措置回避
児童相談所長送致

◆事件経過と弁護活動◆

この事件は、立件罪名こそ器物損壊罪でしたが、損壊方法が放火という一歩間違えれば大きな被害になりかねない非常に悪質なものでした。
そのため厳しい処分が予想されましたが、警察の捜査や、家庭裁判所の調査期間中に、少年の更生に向けた取り組みを行うことによって、少年審判では、児童相談所長送致となり厳しい処分を免れることができました。
そして何よりも、事件を起こすまで少年は、登校拒否で、家庭内でもあまり親と会話がなかったようですが、この事件をきっかけに親との会話が増え、学校にも徐々に登校できるようになったといいます。
親御さんが「息子の表情が明るくなった」と言っていたのがとても印象的で、今回の活動が少年の更生だけのためではなく、少年の将来に向けてお役に立てたのだとうれしく思える事件でした。

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