【大阪府八尾市で逮捕】大阪の刑事事件 加重逃走未遂事件で状況を把握し勾留を取り消すため上申する弁護士
~ケース~
 大阪府八尾市に住むAは、傷害罪により逮捕され、八尾警察署の留置場に留置されました。
 娘の結婚式のために脱出しようと、Aは留置場の鍵を破壊しました。
 しかし、逃走行為を開始する前に刑務官に発見され、現行犯逮捕されてしまいました。
 後日、Aの妻は、Aが勾留され、接見も禁止されていることを知らされました。
 しかし、Aが逃走しようとしたことを知らないAの妻は、なぜこんなことになっているのか不安に思い、刑事事件専門のあいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで連絡しました。
 (このストーリーはフィクションです。)
1.加重逃走未遂罪
 刑法第98条は加重逃走罪を規定しており、これが成立する場合、3月以上5年以下の懲役が科せられます。
 本件において、Aは留置場の鍵を破壊しており、逃走行為自体は開始していません。
 しかし、逃走行為自体を開始していなくても、留置場の鍵を破壊する等の損壊行為を開始すれば、加重逃走罪の実行に着手したと認められます。
 そのため、Aには加重逃走未遂罪が成立します。
2.弁護士による接見
 本件において、Aは勾留され、接見が禁止されています。
 この様な場合、たとえご家族の方であっても、Aと面会することは出来ません。
 特に本件の場合は、Aの妻が加重逃走未遂罪で逮捕されたという事情を把握出来ていないため、Aが何をしたのか分からず、ご不安なことと思います。
 しかし、刑事訴訟法上、弁護士であれば、接見が可能とされています。
 そして、弁護士がAと面会し、実際にAから話を聞くことで、Aの状況を把握し、今後の見通しを含めたお話をすることが出来ます。
 特に、Aの娘さんの結婚式が間近に迫っているのであれば、これを裁判官に上申し、勾留を取り消してもらうよう活動を行うことも考えられます。
加重逃走未遂罪などによってご家族の方が逮捕・勾留されてしまった場合には、まずはあいち刑事事件総合法律事務所までご連絡ください。
 弁護士がいち早く駆け付け、依頼者様のご不安を解消いたします。
 (八尾警察署までの初回接見費用:3万7500円)
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