【枚方市の少年事件】深夜の中学校に不法侵入して逮捕 刑事事件に強い弁護士 

~事件~

公立高校に通うA君は、昨日の深夜、今年の4月に卒業した公立中学校に不法侵入し、大阪府枚方警察署逮捕されました。
A君の父親は、少年の起こした刑事事件に強いと評判の弁護士を刑事弁護人に選任しました。(フィクションです)

【不法侵入】

テレビのニュースや新聞等で「不法侵入」という言葉をよく耳にしますが、不法侵入という罪名はありません。
刑法第130条に定められている「住居侵入罪」等が不法侵入として報じられているのです。
刑法第130条で定められているのは「住居侵入罪」「建造物侵入罪」「邸宅侵入罪」「不退去罪」で、A君のように、深夜の中学校に不法侵入した場合、建造物侵入罪が適用されるでしょう。
建造物侵入罪の法定刑は「3年以下の懲役又は10万円以下の罰金」です。

【建造物侵入罪で逮捕されると・・・】

建造物侵入罪で警察に逮捕された場合、その後の取調べで、侵入目的を追及されることになるでしょう。
何を目的に不法侵入したのかについて取調べを受けるのです。
そして不法侵入した目的によっては、不法侵入してからの行動についても追及されます。
例えば、何かを盗む目的で不法侵入した場合は、侵入後の行動が、窃盗罪窃盗未遂罪に問われる可能性があるのです。
もし窃盗罪や窃盗未遂罪が問われた場合は、建造物侵入罪と牽連犯の関係になり、法定刑の重い窃盗罪の法定刑「10年以下の懲役又は50万円以下の罰金」が適用されます。
もっとも今回の事件の場合、A君はまだ未成年なので逆送されない限り、この様な刑事罰を受けることはありません。
しかし警察等による厳しい取調べを受けることは、成人と同じで、家庭裁判所に送致されるまで勾留されたり、家庭裁判所に送致されてから観護措置が決定する可能性は十分にあるでしょう。

枚方市少年事件でお困りの親御様、ご家族、ご友人が不法侵入で逮捕された方は、刑事事件に強いと評判の「弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所」にご相談ください。
初回法律相談:無料
大阪府枚方警察署までの初回接見費用:37,600円

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