守口市のコインパーキングで顔面から出血した男性が倒れているのが見つかり、守口警察署が事件と事故の両面から捜査を行っています。
本日のコラムは、報道されているこの事件(事故)を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部がまとめました。
本日のコラムは、産経新聞 等の記事を参考に作成しています。

事件の概要
6月13日午前8時15分ころ、大阪府守口市日吉町1丁目のコインパーキングで、30代の男性が顔面から出血し倒れているのが見つかり、救急搬送されました。
男性は、落ちていた身分証等から旭区内に住む男性と判明しましたが、話せる状態ではなく被害の詳細は明らかになっていません。
通報を受けた守口警察署は事件と事故の両面から捜査しています。
事件なのか事故なのか
男性が発見された場所がコインパーキングであることを考えると、誰かに暴行されて怪我をしたという事件性があるものなのか、車にはねられて怪我をしたとう事故なのか報道だけで判断するのは難しいでしょう。
ただ男性の財布等が落ちていたということですので、財布内に現金等金目の物が残されていたとするならば強盗など物盗りの犯行である可能性は低いでしょう。
また現場を地図で確認したところ、現場は非常に交通量の多い国道1号線のすぐ近くの一方通行に面したコインパーキングで、守口警察署からはわずか350メートルしか離れていません。
京阪電鉄の守口市駅や土居駅、地下鉄の太子橋今市駅もすぐ近くにあり、決して人通りが少ない場所ではないように思われます。
また発見時間が午前8時15分という通勤時間帯であることを考える、事件や事故の発生直後に発見された可能性よりも、発生から相当時間が経過して発見されたと考える方が自然ではないでしょうか。
ただコインパーキング内に財布が落ちていたとされることから考えると、発見されたコインパーキング内で、何らかの事件や事故が起こった可能性が高いかと思われます。
警察の捜査は?
男性本人が話しを聞ける状態ではないようですので、警察は、目撃者を探したり、付近の防犯カメラ映像を確認して、まずは事件性の有無や、犯罪を特定し、その上で事件性があると判断すれば犯人を捜査します。
コインパーキング内ですので、防犯カメラが必ず設置されているでしょうからこういった捜査には時間がかからないかと思います。
コインパーキング内に財布が落ちていたとされることから考えると、発見されたコインパーキング内で、何らかの事件や事故が起こった可能性が高いかと思われますが、もし男性が被害にあったのち、自力で移動してこのコインパーク内までたどり着いていたとすれば事件や事故の特定まで時間がかかるかもしれません。
ただ最近は、街じゅういたるところに監視カメラや、防犯カメラが設置されているので、どういった事情があるにしても、事件や事故を特定するまでさほど時間はかからないでしょう。
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