【お客様の声】実子に対する虐待容疑 傷害罪で逮捕されるも不起訴を獲得

実子に対する虐待容疑で、傷害罪で逮捕された方の、不起訴の獲得に成功した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所大阪支部が紹介します。 

◆事件概要◆

依頼者(40代女性、会社員、前科なし)は、夫ともに10歳の実子を叱責する際に、感情的になってしまって手をあげてしまい、全治2週間程度の傷害を負わせてしまいました。
一昔前なら家庭内の厳しい躾(しつけ)で警察沙汰になるようなことはなかったでしょうが、この事件は、翌日小学校に登校した子供が児童相談所に保護されたことから警察沙汰となってしまい、依頼者は夫ともに傷害罪で警察に逮捕されてしまいました。
そして20日間の勾留の後、処分保留で後釈されたものの、児童相談所に保護された子供が帰宅できたのは事件から半年以上が経過してからで、それと同時に不起訴処分が決定しました。

◆結果◆

不起訴処分

◆事件経過と弁護活動◆

逮捕される前に依頼者からご相談を受け際に、弁護人として選任されたことから、逮捕前に弁護活動を開始しました。
そして選任後に依頼者は警察に逮捕されてしまいましたが、ご主人と共に逮捕されたことから、通謀を疑われて20日間の勾留を余儀なくされてしまいました。
その間、弁護士は複数回にわたって依頼者と面会し、取調べに対するアドバイスは当然のこと、精神的なサポートを行うと共に、被害者である子供が保護されている児童相談所に赴き、子供と面会して依頼者等の行為を許してもらうと共に、もう一度家族が一緒に生活できるように取り組んだのです。
その結果、依頼者は20日間の勾留満期と共に処分保留で釈放されました。
依頼者が釈放されてからも保護されている子供が一刻も早くできるように児童相談所と掛け合いました。
その結果、事件から半年という時間を要したものの、子供の保護が解除されて再び家族で生活できるようになると共に、依頼者の不起訴処分が決定し、無事、刑事手続きを終結することができました。

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