Archive for the ‘人身・死亡事故’ Category

【守口市の死亡事故】過失運転致死罪で逮捕 危険運転致死罪を回避する弁護士

2018-05-30

~事故~
無職90歳A子は乗用車を運転して、守口市の幹線道路を走行中に、信号無視をしてしまい、横断歩道を横断していた歩行者をはねて死亡させる死亡事故を起こしてしまいました。
A子は、大阪府守口警察署の警察官に過失運転致死罪現行犯逮捕されました。
大阪府守口警察署は、危険運転致死罪を視野に入れて捜査していましたが、刑事事件に強い弁護士はこれを回避しました。
(平成30年5月29日配信のテレビ神奈川デジタルニュースを参考にしたフィクションです。)

信号無視による死亡事故

信号無視をして死亡事故を起こせば、「過失運転致死罪」若しくは「危険運転致死罪」のいずれかが適用されます。
過失運転致死罪とは、自動車の運転上必要な注意を怠って交通事故を起こして人を死亡させることです。
今回の、死亡事故でA子は信号無視をしていますが、この信号無視が過失によるものであれば過失運転致死罪が適用されるでしょう。

しかし殊更に赤信号を無視して、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転して死亡事故を起こすと、危険運転致死罪が適用される可能性があります。
殊更に赤信号を無視するとは、交差点に進入する前に、すでに赤信号になっているのに気付いていたにもかかわらず、故意的に赤信号を無視して交差点に進入する場合と、そもそも赤信号の指示に従う意思なく車を走行させる場合があります。
また重大な交通の危険を生じさせる速度については、時速●●キロ以上といったように具体的な基準が定められているわけではなく、事故現場の状況等によって総合的に判断されます。
今回の死亡事故を起こしたA子が、事前に赤信号に気付いていたが無視して交差点に進入したり、死亡事故を起こすまでの走行で信号無視を繰り返していたりしていた場合は、危険運転致死罪が適用されるおそれがあります。

危険運転致死罪を回避するメリット

過失運転致死罪の法定刑は「7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金」ですが、危険運転致死罪の法定刑は「1年以上の有期懲役」です。
危険運転致死罪で起訴されてしまうと、実刑判決になる可能性が極めて高いだけでなく、裁判員裁判によって裁かれるので、裁判期間が非常に長くなってしまいます。

守口市で死亡事故を起こしてしまった方、ご家族、ご友人が過失運転致死罪逮捕された方、危険運転致死罪を回避したい方は、大阪で刑事事件に特化している弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

【泉南市の刑事事件】スピード違反による重傷人身事故 交通事件に強い弁護士

2018-05-04

~ケース~
会社員Aは、泉南市にある50キロ制限の一般道を、時速約120キロで走行中に、ハンドル操作を誤り対向車線にはみ出し、対向車線を走行中のオートバイと衝突する交通事故を起こしました。
オートバイの運転手は、全治3ヶ月の重傷を負い、Aは、大阪府泉南警察署に逮捕されてしまいました。(フィクションです。)

交通事故に対する厳罰化~危険運転致死傷罪~

一般的な人身事故については、過失運転致死傷罪が適用されますが、スピード違反や飲酒運転等によって人身事故を起こすと、危険運転致死傷罪が適用され、より厳しい刑事罰を受ける可能性があります。

危険運転致死傷罪は、2014年に施行された法律で
①車の制御が困難な状態(極端な速度超過など)での運転
②他人や他車を妨害する危険な運転
③赤色信号を殊更に無視する危険な運転
④アルコール又は薬物により、正常な運転に支障が生じるおそれがある状態での運転
により、人身事故を起こした場合に適用される可能性があります。

危険運転致死傷罪の罰則規定は、上記①~③の場合、被害者が負傷していれば15年以下の懲役、被害者が死亡していれば1年以上の有期懲役となります。
④の場合は、被害者の負傷で12年以下の懲役、死亡であれば15年以下の懲役となります。
この罰則規定を見れば、危険運転致死傷罪は、過失運転致死傷罪とは比べものにならないほど厳罰化されていることが分かります。

重傷人身事故を起こしてしまった場合は、事故態様によっては危険運転致死傷罪が適用される可能性があります。
危険運転致死傷罪が適用された場合は、非常に厳しい刑事罰が予想されるので、速やかに交通事件に強い弁護士を選任し、被害者に対する謝罪、弁償、そして刑事裁判に向けて準備することをお勧めします。

泉南市の刑事事件、スピード違反による重傷人身事故等の交通事件に強い弁護士のご用命は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、ゴールデンウイーク期間中も休まず営業いたしております。
~GW中の刑事事件は、0120-631-881にご相談を~

【枚方市の刑事事件】無免許運転を繰り返して逮捕 実刑の回避に強い弁護士

2018-04-24

~ケース~
枚方市で土建業を営むAは、交通違反を繰り返し、10年ほど前に免許取り消しになりました。
それ以降、どうしても仕事で車の運転が必要だったので無免許運転を繰り返し、今回が3回目の逮捕となりました。
逮捕の翌日に釈放されたAは、実刑の回避を求めて、刑事事件に強い弁護士に相談しました。(この事件はフィクションです。)

1 無免許運転

みなさんご存知のとおり、自動車を運転するには、運転する車両に該当する運転免許を取得しなければなりません。
運転免許を取得せずに、車両を運転すれば無免許運転となり、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科せられるおそれがあります。
無免許運転には
・これまで一度も運転免許を取得した経験がないのに運転した
・免許取消の行政処分を受けて再取得していないのに運転した
・運転免許の更新を忘れて、運転免許が失効したのに運転した
・免許停止の行政処分を受けている最中に運転した
・保有する種別外の車両を運転した
等のケースが考えられますが、何れのケースも罰則規定に差異はありません。

2 無免許運転で捕まると

無免許運転で警察に逮捕された。」というお話しをよく聞きますが、確かに無免許運転は現行犯逮捕されるケースが多いようです。
しかし無免許運転だけですと逮捕当日や翌日に釈放されるケースがほとんどです。
ただ、無免許運転に加えて、他の違反(特に飲酒運転)や交通事故(特にひき逃げ)を起こしていると、勾留される可能性が高まるので注意しなければなりません。
逮捕後に釈放されても、それで刑事手続きが終了するわけではなく、その後も必要な捜査が行われて、事件は検察庁に送致されます。
そして検察官に呼び出されて取調べを受け、起訴されるか否かが決定します。
初犯の場合は罰金刑(略式)がほとんどですが、Aのように短期間に複数回の無免許運転の逮捕歴があれば、起訴されて、実刑判決になる可能性が高くなります。

枚方市の刑事事件でお困りの方、ご家族、ご友人が無免許運転を繰り返して警察に逮捕された方、無免許運転で起訴されて実刑の回避を求めている方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
無免許運転で実刑を回避したい方は、フリーダイヤル0120-631-881にお電話ください。

【門真市のひき逃げ事件】刑事事件に強い弁護士が救護義務違反を検討

2018-04-18

~ケース~
門真市のタクシー運転手Aは、1週間前、乗務中に道路に飛び出してきた小学生と接触する交通事故を起こしました。
小学生が「大丈夫です。ごめんなさい。」と言ったのでAは、最寄りの大阪府門真警察署に事故を届け出ませんでした。
しかし先日、事故現場を通ると、事故の目撃者を探す立て看板が設置されていたのです。
看板に「ひき逃げ事件」と書かれていたのを見て不安になったAは、大阪の刑事事件に強い弁護士に法律相談しました。(フィクションです。)

ひき逃げ事件

ひき逃げは、交通事故を起こして相手にケガを負わせたことに対して「過失運転致死傷罪」が、ケガ人を救護しなかったことに対して「道路交通法(救護義務)違反」が、交通事故を警察に届け出なかったことに対して「道路交通法違反(不申告罪)」の3つの罪に当たります。
今回の事故でAに科せられるおそれのある罰則規定は
過失運転致死傷罪・・・7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金
道路交通法(救護義務)違反・・・10年以下の懲役又は100万円以下の罰金
道路交通法違反(不申告罪)・・・3ヵ月以下の懲役又は5万円以下の罰金
です。

救護義務違反

本日は、道路交通法の救護義務違反について考えてみたいと思います。
そもそも運転手等の救護義務については、道路交通法第72条に、交通事故が起こった時には、直ちに自動車等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等の措置を講じなければならない旨が明記されています。
ただ今回の事故では、被害者である小学生が「大丈夫です。」と言っています。
この様な場合でも、Aに救護義務が生じるのでしょうか。
それは事故時の接触状況や、小学生の負傷状況、事故現場の状況等によって左右され、被害者が「大丈夫です。」と言ったからといって、それだけで事故を起こした運転手の救護義務が消滅するわけではありません。
今回のような事故の場合、Aが小学生が負傷していないことを確認していれば、救護義務違反に問われない可能性がありますが、小学生の言葉を信じて、負傷程度の確認をしていなければ、救護義務を怠ったと判断される可能性が高いでしょう。

門真市でひき逃げ事件を起こしてお困りの方、救護義務違反について不安のある方は、大阪の刑事事件に強い弁護士、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

~大阪府、奈良県、和歌山県で刑事事件に強い弁護士のご用命は、フリーダイヤル0120-631-881(通話料無料)にお電話ください~

【東大阪市のひき逃げ事件】タクシー運転手を逮捕 刑事事件に強い弁護士

2018-03-26

ケース
タクシー運転手Aは、東大阪市をタクシーで走行中、歩行者と接触する交通事故を起こしてしまいましたが、警察や救急に通報することなく逃走しました。
後日、Aはひき逃げ事件の容疑で、事故現場を管轄する大阪府河内警察署逮捕されてしました。(フィクションです)

交通事故~人身事故~

交通事故を起こして、相手方に傷害を負わせてしまうと、過失運転致死傷罪となります。
過失運転致死傷罪は、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律第5条に定められています。
過失運転致死傷罪は、自動車の運転に必要な注意義務を怠った上で、交通事故を起こして相手方に傷害を負わせた場合に成立します。
過失運転致死傷罪の罰則規定は、「7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金」が定められていますが、条文に「情状により、その刑を免除することができる」と明記されているとおり、有罪が確定しても絶対的に刑事罰が科せられるわけではないので、交通事故を起こして相手にケガをさせてしまった方は、早急に刑事事件に強い弁護士にご相談ください。

ひき逃げ事件

交通人身事故を起こしたにも関わらず、警察や救急に通報することなく逃走すれば、ひき逃げ事件として、過失運転致死傷罪だけでなく道路交通法の
①救護義務違反
②報告義務違反
に抵触する可能性があります。

①救護義務違反
交通事故の加害者だけでなく、被害者にも救護義務があり、救護義務のある者が、救急に通報する等の負傷者の救護を怠った場合「5年以下の懲役又は50万円以下の罰金」が科せられるおそれがあります。
ただし、事故の原因となった運転手が救護義務を怠ると、より重い罰則「10年以下の懲役又は100万円以下の罰金」が科せられるおそれがあるのです。
②報告義務違反
交通事故を起こした運転者は、警察に事故の発生を通報、届け出る事が義務付けられています。
これを怠ると、報告義務違反となり「3ヵ月以下の懲役又は5万円以下の罰金」が科せられるおそれがあります。

東大阪市でひき逃げ事件を起こしてしまった方、ご家族、ご友人が、ひき逃げ事件逮捕されてしまった方は、大阪の刑事事件に強い弁護士、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
初回接見、無料法律相談のご予約はフリーダイヤル0120-631-881で24時間受け付けております。お気軽にお電話ください。

【自転車による交通事故が刑事事件に発展】大阪の重過失傷害罪に強い弁護士

2018-03-05

大阪に住む会社員Aは、通勤に自転車を利用しています。
帰宅途中に、自転車で歩道を走行中、歩いていたお年寄りに衝突する交通事故を起こしました。
お年寄りは腰の骨を骨折する大怪我を負い、Aは重過失傷害罪で警察の取調べを受けています。(フィクションです。)

自転車による交通事故

自転車による交通事故が多発していることから、最近では、警察が自転車の交通取り締まりを強化しており、自転車による交通事故が、刑事事件化されるケースが増えてきています。
刑事事件化された場合、①過失傷害罪若しくは②重過失傷害罪に問われる可能性が大で、これらの罪名で起訴されて有罪が確定すると
過失傷害罪30万円以下の罰金又は科料
重過失傷害罪5年以下の懲役若しくは禁固又は100万円以下の罰金
が科せられます。

過失傷害罪・重過失致傷罪

過失傷害罪重過失傷害罪は共に過失によって他人に傷害を負わせる犯罪です。
過失」とは、行為によって発生する結果を予見できる可能性があったにもかかわらず、これを怠り、更に回避するための注意義務を怠ることです。
怠った注意義務が重大であれば重過失傷害罪に問われる事となり、過失傷害罪と比べると相当厳しい処分となる可能性があります。
歩道を自転車で走行する行為に対しては、相当な注意義務があると考えられるので、今回Aが起こした交通事故に関しては重過失傷害罪が適用される可能性が高いでしょう。

自転車による交通事故が刑事事件に発展し、警察の取調べを受けておられる方、大阪の重過失傷害罪に強い弁護士をお探しの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
初回法律相談:無料

【泉大津市の人身事故】過失運転致傷罪で送致 刑事事件に強い弁護士 

2018-01-31

~ケース~
会社員Aは出勤するために車を運転中、泉大津市内の国道で、前方不注意による人身事故を起こしてしまいました。
加入している任意保険の会社を通して被害者には治療費等を支払いましたが、Aは過失運転致傷罪で検察庁に送致されました。
Aは、刑事事件に強い弁護士を探しています。
(このケースはフィクションです。)

人身事故

Aのように車を運転していて人身事故を起こすと過失運転致死傷罪に問われることがあります。
過失運転致死傷罪は、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律第5条に定められている法律です。
過失運転致死傷罪で起訴されて有罪が確定すると「7年以下の懲役若しくは禁固又は100万円以下の罰金」が科せられるおそれがあります。

刑事罰

今回のケースで人身事故を起こしたAは、加入している任意保険の会社を通じて、被害者に対して治療費を支払っていたので、検察庁に事件が送致されないと思い込んでいました。
人身事故を起こしてしまった後、保険会社を通して、被害者に対して被害弁償(治療費の支払い等)している場合でも刑事罰を受ける可能性はあるのでしょうか?
被害弁償すれば、その後の刑事罰が軽くなる可能性が生じますが、必ず刑事罰を免れるわけではありません。
任意で加入する自動車保険会社が被害者と行う交渉については、治療費や、車両の修理代等に関するものがほとんどで、事故を起こした方の刑事処分にまで言及するものではありません。
人身事故を起こした方の刑事処分を少しでも軽くしたいのであれば、刑事事件に強い弁護士に被害者との示談交渉を依頼することをお勧めします。

検察庁に事件が送致されても、起訴される前に、きちんとした内容の示談を被害者との間で締結することによって、不起訴処分の可能性が高くなります。

人身事故を起こして、過失運転致傷罪で事件が検察庁に送致された方、泉大津市で刑事事件を起こしてお困りの方は、刑事事件に強い、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
初回法律相談:無料

【寝屋川市の死亡事故~2~】危険運転致死傷罪を刑事事件に強い弁護士が解説

2017-12-24

会社員Aは、一般道で信号無視をして、横断歩道を歩いていた女性をはねて死亡させる死亡事故を起こしてしまいました。
逮捕から20日間の勾留を経て「危険運転致死傷罪」で起訴されたAは、刑事裁判に強い弁護士を弁護人として選任しました。
(この事件はフィクションです。)

昨日、「危険運転致死傷罪」と「過失運転致死傷罪」について、大阪の刑事事件に強い弁護士が解説しました。
さて本日、まずは「危険運転致死傷罪」でいう『危険な運転』について解説します。

危険な運転

危険運転致死傷罪では
アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で運転する行為
②制御することが困難な高速度で運転する行為
③制御する技能を有しないで運転する行為
④人又は車の通行を妨害する目的で、走行車両の前に急な割り込みをしたり、幅寄せをして、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で運転する行為
赤信号を殊更に無視し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で運転する行為
通行禁止道路を進行し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で運転する行為
を「危険な運転」として定めています。
今年発生した「東名高速道でのあおり運転による夫婦死亡事故」は、この④に該当すると考えられます。
今回のAが起こした死亡事故は⑤に該当すると考えられます。

過失運転致死傷罪の量刑

昨日解説したように、危険運転致死傷罪には、相手を負傷させた事件で「15年以下の懲役」、死亡させた事件で「1年以下の有期懲役」の罰則規定があります。
危険運転致死傷罪の刑事裁判では、検察官は非常に重たい実刑判決を求刑し、その結果、非常に厳しい判決が言い渡されることが多くあります。
しかし、先に説明した『危険な運転』が立証されなければ、過失運転致死傷罪訴因変更(罪名が変更されること)される場合もあり、その場合は、執行猶予付の判決であったり、求刑よりも極端に減刑される可能性が大です。
実際に、先日、大阪地方裁判所で開かれた危険運転致死罪の裁判員裁判では、当初検察官が懲役8年を求刑しましたが、その裁判で「危険な運転」であるか否か、つまり危険運転致死罪に該当するかが争われ、判決は過失運転致死罪で禁固刑が言い渡されました。

寝屋川市で死亡事故を起こしてお困りの方、ご家族、ご友人が危険運転致死傷罪で起訴された方は、刑事事件、刑事裁判に強い弁護士事務所、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

【寝屋川市の死亡事故~1~】危険運転致死傷罪を刑事事件に強い弁護士が解説

2017-12-23

~ケース~
会社員Aは、一般道で信号無視をして、横断歩道を歩いていた女性をはねて死亡させる死亡事故を起こしてしまいました。
逮捕から20日間の勾留を経て「危険運転致死傷罪」で起訴されたAは、刑事裁判に強い弁護士を弁護人として選任しました。
(この事件はフィクションです。)

自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律に、危険運転致死傷罪が定められています。
今年、テレビのニュース等で大きく報じられた「東名高速道でのあおり運転による夫婦死亡事故」で逮捕された犯人も、当初は、過失運転致死罪で逮捕されましたが、その後、勾留を経て、危険運転致死罪で起訴されました。
危険運転致死傷罪とは、どの様な法律なのでしょうか?
過失運転致死傷罪と、何が違うのでしょうか?
本日から二日間にわたって、刑事事件に強い弁護士が「危険運転致死傷罪」を解説します。

「危険運転致死傷罪」と「過失運転致死傷罪」

交通事故を起こして人を死傷させた場合、普通の事故で過失が認められて、過失運転致死傷罪で起訴されて有罪が確定すれば「7年以下の懲役若しくは禁固又は100万以下の罰金」が科せられることとなります。
しかし、事故を起こした際の運転が「危険な運転」と認定された場合は、危険運転致死傷罪に問われることとなります。
危険運転致死傷罪を、分かりやすく説明すると「基本的な交通ルールを無視した危険な運転によって死傷事故を起こす」ことです。
ちなみに危険運転致死傷罪の対象となるのは、自転車以外の車両です。
危険運転致死傷罪には、過失運転致死傷罪より重い罰則が規定されており、裁判で有罪が確定した場合、相手を負傷させた事件で「15年以下の懲役」、死亡させた事件で「1年以下の有期懲役」が科せられることとなります。
この様に危険運転致死傷罪の罰則規定は非常に重たいもので、特に危険運転致死罪で起訴された場合は、裁判員裁判が開かれることとなるので、起訴されて裁判で判決が言い渡されるまで長期間に及ぶこととなります。

明日は、危険運転致死罪でいう「危険な運転」について、そして危険運転致死傷罪の量刑について、大阪の刑事事件に強い弁護士が解説いたします。
ご家族、ご友人が、寝屋川市で死亡事故を起こしてお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

高槻市のひき逃げ事件 出頭前に自転車事故に強い弁護士に相談

2017-12-07

高槻市に住む主婦のAさんは、自転車で歩道を走行中、下校途中の小学生に接触する事故を起こしましたが、そのまま帰宅しました。
翌日の新聞で、小学生が意識不明の重傷を負い、大阪府高槻警察署が、ひき逃げ事件として捜査していることを知ったAさんは、大阪府高槻警察署に出頭する前に、自転車事故に強い弁護士に相談しました。
(※この事案はフィクションです)

過失傷害罪(刑法第209条)

Aさんの様に、自転車事故を起こしてしまい他人に傷害を負わせるとさせると、過失傷害罪にあたる可能性が大です。
過失傷害罪には「30万円以下の罰金又は科料」の罰則規定が設けられていますが、この罰則規定は、自動車で交通事故を起こして他人を死傷させた場合に適用される、過失運転致死傷罪の罰則規定「7年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金」に比べると非常に軽いものです。
しかし、近年は自転車の性能の高まりや電動アシスト自転車の普及などにより、従来よりも大幅に重量が増加した自転車が高速で走行することが容易になっています。
このような社会の変化に鑑みれば、今後は自転車の運転に厳しい目が向けられ、自転車の交通事故に対して過失傷害罪よりも罰則規定の厳しい、重過失致死傷罪業務上過失致死傷罪が適用される可能性があります。

道路交通法違反

道路交通法は、自動車やバイクに対して適用される法律と思われがちですが、自転車も軽車両に分類されるため、道路交通法の中には適用される条文があります。
今回の自転車のひき逃げ事件で適用される可能性があるのは
危険防止阻止義務違反(道路交通法第72条第1項前段)
 交通事故を起こした運転手は、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。
報告義務違反(道路交通法第72条第1項後段)
 交通事故を起こした運転手は警察官に事故を届け出なければならない。
です。
これらの義務を怠った場合には、①1年以下の懲役又は10万円以下の罰金②3月以下の懲役又は5万円以下の罰金を科せられる可能性があります。

自転車事故も刑事事件の対象となり、場合によっては厳しい刑事罰を受けることもあるので注意しなければなりません。
高槻市でひき逃げ事件を起こしてしまった方、自転車事故で警察に出頭しようか迷っておられる方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

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