大阪の刑事事件 傷害事件で正当防衛の弁護士

大阪の刑事事件 傷害事件で正当防衛の弁護士

大阪市にお住いのAさんは、パチンコ店の駐車場に自動車を止める際に、Vさんの運転する自動車と軽く接触し、その自動車についたキズに関して、AさんとVさんとの間で、自動車を降りての口論になりました。
Vさんが、ものすごい剣幕で怒鳴りたててくるもので、Aさんは、しまいにVさんから殴られるのではないかと思い、自動車に乗って逃げようとしました。
その際、Vさんは、Aさんが逃げるのを止めようと車の右前方に立ち塞がります。
しかし、恐怖に駆られたAさんは、無理に車を発進させ、Vさんの足に全治2週間の怪我を負わせてしまいました。
Aさんは、大阪府警東警察署により傷害罪で逮捕されました。

この場合、Aさんに正当防衛の成立が認められるならば、Aさんは無罪となります。

正当防衛が認められるためには、
1、急迫不正の侵害 (いきなり暴力をふるわれて困った場合などに)
2、自己または他人の権利防衛 (自分の体を暴力から守るために)
3、やむを得ずにしたこと (暴力をやめさせるのに必要なだけ何か行為をしたこと)
が必要とされます。

今回の事例で正当防衛が成立つするためには、
Vさんとの殴り合いの喧嘩にまで発展する状況(急迫不正の侵害)があり、
これに加えて、Aさん自身の身を守るために必要に駆られて車を発進させたというような状況が必要です。

刑事事件を専門に扱っている弁護士に、一度ご相談ください。
弁護士の長年の経験にもとづき、自動車接触事故を発端とするAさんを取り巻く事件の状況を、綿密に分析することで、正当防衛の成立に向けた弁護活動を行うことができます。
当事者のAさんや、被害者のVさん、現場検証を行った司法警察職員の話などを分析してして事件解決へ導きます。

大阪傷害事件でお困りの方は、刑事事件を専門に扱っている、あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談ください。

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