公務執行妨害事件による逮捕に強い弁護士 刑事事件に強い弁護士

公務執行妨害罪による逮捕に強い弁護士 刑事事件に強い弁護士

兵庫県姫路市に住むAは、友達と居酒屋で飲んだ後、帰宅途中に徒歩警ら中の兵庫県姫路警察署の警察官に職務質問を受けた。
警察官の言動に苛立ったAは、とっさに警察官の胸倉を掴んで押し倒したところ、その場で公務執行妨害罪逮捕された。

公務執行妨害罪は、「公務員が職務を執行するに当たり,これに対して暴行又は脅迫を加えた者」となっており、パトカーを蹴ったり、差し押さえられた証拠物を奪い取って破棄したりした場合も該当します。
ですので、直接公務員の身体に触れなくても成立する犯罪です。
何気に公務車両を蹴ったりしたら大変なことになりますね。

警察官も、やたら滅多に公務執行妨害罪を振りかざしているわけではなく、明らかな故意が認められるものでないと検挙はしないと聞きます。
そうですよね。酔っ払いなどの泥酔者を取扱うときも、泥酔者からは何気なくケンカを売られたり多少の身体的接触はあるものだし、ケンカ事案を取扱うときも、ケンカの当事者を引き離す際にも無意識に多少の暴力を受けることもあるかとは思います。それなのにすべてを逮捕していたら大変なことになりますね。

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